映画感想文とかおじゃる丸とか

映画感想文とかおじゃる丸とか

映画感想ブログです。あとおじゃる丸の感想も書いていこうと思います。おじゃる丸を毎日録画設定すればこのブログを100倍楽しめると思います。

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今回のあらすじはこちら(公式サイトのあらすじへ飛びます)



第10シリーズ39話
脚本 平見瞠 演出 筒井義明


変わった味わいのある話だったと思う。



現役を退いて自由に生きるカメ・トメ(何の現役だったかは分からないが…)と、満願神社を守るという責任を負わされているオコ坊とニコ坊。その二組がそれぞれの持つ自由と責任を交換した時にどうなるか?



今回、オコ坊とニコ坊は自分たちが自由に生きられない事を知り、自分の人生をかけた仕事を自分たちよりうまくできる人(カメ)がいることを知り、挙句の果てにその亀が仕事を捨てていくところを目撃してしまう。
そんなみじめすぎることがあった後でも、自ら台の上に登りもう一度神社を守る二匹は、見方によっては滑稽かもしれないが、覚悟を決めてとても堂々としているように見えた。


これは「今と違う人生を諦めさせる」というとても苦い成長をオコリン坊とニコリン坊にさせた話だ。
日常モノのキャラクターは成長させてはいけないというセオリーがあるらしいが、二匹の満願神社に対する思いを、単なる好意とは違う次元にさせた今回の成長は、素晴らしいし、意味のあるものだと思う。



メッセージが強烈で話もまとまっている、とても良い日本むかし話を見たような気分になった。
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第10シリーズ39話
脚本 福嶋幸典 演出 筒井義明


パパが一人でおじゃるを探すが見つからず、そこにはいつもおじゃるが座っている三点セット。そのアップからの「すわりたい」というタイトル。笑ってしまった。
その後の三点セットに座っている時のリアクションも、実際に覗き見しているような感覚で面白かった。

しかし脇息が壊れた後に早めに外に出てしまったせいで、バレるかパレないかの緊張感が弱くなってしまったと思う。おかげでその後の展開が割とどうでもよく見えてしまった。

でも、こういう話をもっと見たいと思ったのも事実なので、満足だ。
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第10シリーズ37話
脚本 小川みづき 演出 高田昌宏


今日二本目のアップで、明日も授業なので短めに書きます。 すいません。


とても面白かった!地球の環境保全のために廃品を便利に利用していたはずなのに、廃品利用をするために利便性を一切無視した愛ちゃんは正に凶器としか言いようがない。
最初はテンポこそあってないもののどこか小気味良い音楽に合わせて本当に便利な廃品利用を紹介していたが、ビール缶をボーリングのピンにするあたりから「あれ?」って思わせる展開は見事だ。
その後の愛ちゃんに戸惑う流れ(特に電ボ関連のネタ)は全て面白かった!



ラストはやっぱりそのオチだよね~っていう展開の後にちゃんとフォローを入れている所が、このアニメ特有の抜群のバランス感覚だと思った。



ただ、二回目に見た時に気付いたのだが、小鬼トリオが洗濯物干しに使われている時、引きの絵では上の小鬼は下の小鬼の頭に立っていたのだが、アップの時には角に立っていた。 そういう所はしっかりしてほしい・・・。


でもすっごい面白い話だと思う。
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第10シリーズ36話
脚本 福嶋幸典 演出 久保太郎



カズマの声がとても合っていることを改めて感じさせられた回だった。いつもは優しいお兄ちゃんなんだけど、起こった時に必要以上に人を突き放してしまう声は渕崎ゆり子にしかできないと思う。ああっ女神さまっの森里恵(グーグル画像検索)の人らしい。確かに同じ声だ…



さて、本編の話だが、ストーリーがどうも頭に入ってこない・・・サッカーボールに嫉妬して窓に顔を貼り付けながら恨めしそうにカズマを見るおじゃる丸など面白いシーンもあったけど、腑に落ちないところも何個かあった。
特に何故電ボがカズマの見方をしているのかが分からない点と、前回は愛想笑いとは何たるものかを説いていたおじゃるがサッカーボールに嫉妬するまで幼稚になっているのがとても気になった。


おじゃる丸のカズマに対する気持ちとそれを素直に表現出来ずにいる感じは一カ月に一回くらいは見たいので、必要な回だと思う。
合宿から帰ってきました。精神的に学生として復帰するいい機会になったと思います。


KOTOKOを借りてきたのですが、明日からまた集中講義があり忙しいので、レビューするのは遅くなりそうです。


しばらくはおじゃる丸のレビューも一回遅れになってしまいますが、頑張って続けていくのでよろしくお願いします。





-----ていねい語はここまで-----


スマイルオコ坊 (9月7日放送分)




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第10シリーズ34話
脚本 小川みづき 演出 高田昌宏


これは面白い!!



そういえば昔見ていたときからオコリン坊ニコリン坊が好きだった。
ニコ坊は満願神社の立て直しという人生の目標があるにもかかわらず、その最大の障害となる貧乏神の貧ちゃんを「可愛いから」という理由で神社に住まわせているどうしようもない感じは「自虐の詩(WIKI)」の主人公を思い出させる。
オコ坊はそんなニコ坊を怒りながらもちゃんと理解してあげているところが好きだ。



そんなオコ坊が今回の主役。満願神社の立て直しのために愛想笑いの練習をしているシーンはとても面白かった。
夢や生活のためにプライドを捨てた行動をとる、というシーンは様々な物語で数多くあり、そのほとんどが見ていてとても辛いものだ。それなのに犬だとどうして面白いんだろう??同じようなシーンがディズニーの3D長編アニメーション映画「ボルト(映画.comの紹介ページ)」にもあった。あの映画も大好きだったなぁ…。



中盤の「ちっちゃいものクラブ」の出し物合戦の場面では27時間テレビで暴露されていたタモリの奇行も納得してしまうようなクソつまんねー内輪ネタを見させられている気持ちが手に取るように理解できる名シーンだった。

最初は「何が面白いんだ?」と思っているオコ坊が最終的に「こんなにみんなが笑っているのに面白くないなんて俺が変なんじゃないのか??」という思考の変化にはある種の洗脳を見たような気がする。

この話の初回放送日はお笑いブーム真っ盛りの2007年なので、もしかするとブームの中で出てきた大量のお笑い芸人に対する、制作者の「この連中の何が面白いのかさっぱり分からない」という気持ちが出てきた結果なのかもしれない。 邪推にもほどがあるかなぁ? お笑いが大好きなので基本的に芸人への悪口は腹が立つが、こういう気持ちは理解できる。


最後の貧乏神の落語は、本当に面白い落語をほとんど動かないキャラクターに打たせるというアニメーションとしてはかなりアナーキーな演出だったが、それがばっちりハマっていた。


とても好きな回です。