こんな時間に目が冴えて、ふと思いついたので記事にしました。
FX会社のキャンペーン等の影響もあり、資金量の少ない人のクロス円取引が多いようなので、クロス円スキャルの記事を書きます。

短い分足のスキャルに於いてはライントレートの様な完全な逆張りはありません。
短いなりに反転を確認してからエントリーしていると思います。
当然、順行時間が長い方が有利ですね。
テクニカルのエントリーサインは各々決めていると思いますが、
今日は通貨ペアの再確認です。
ポンド、オージーでも理屈は同じですが読みやすいユーロで説明します。

ドル円、ユーロドルの現在レートが
USDJPY80.000
EURUSD1.30000
だと仮定します。その場合ユーロ円のレートは?
USDJPY×EURUSD=EURJPYですから
EURJPYのレートは104.000
ですね。

ドル円が↑100pipsユーロドルが↑100pips順行した場合
USDJPY81.000
EURUSD1.31000
その場合ユーロ円のレートは?
USDJPY×EURUSD=EURJPYですから
EURJPYのレートは106.110
ですね。
USDJPYの動きは100pips
EURUSDの動きは100pips
EURJPYの動きは211pips
です。
*この相場の場合はEURUSDよりEURJPYがトレードし易い事が解ります。

ドル円が↑100pipsユーロドルが↓100pips逆行した場合
USDJPY81.000
EURUSD1.29000
その場合ユーロ円のレートは?
USDJPY×EURUSD=EURJPYですから
EURJPYのレートは104.490
ですね。
USDJPYの動きは100pips
EURUSDの動きは100pips
EURJPYの動きは49pips
です。
*この相場の場合はEURUSDよりEURJPYがトレードし難い事が解ります。

相場で勝てない時と言うのは?
スイング、ディトレーダーの方の中には細かいレンジ相場はスキャラーの方が得意だろう?と思っている人もいるようですが、スキャラーの方はどうですか?
一緒ですよね~。
トレントがはっきりしてる方が楽に決まってます。
動きが少なく方向性のない相場では負ける確率が高くて当たり前です。
また、順行相場ではクロス円は思った以上に動く事が解るでしょう?
私がクロス円の放置ポジションを持たないのは逆行した場合読みずらく予想以上のマイナスになる事を警戒してる事もあります。

クロス円スキャルをやっている人は、この理屈を再確認して相場に向かって下さい。
ユーロドル、ドル円の1時間足を表示するだけで腕が数段上がりますよ。
逆行してる時はユーロドルに逃げるのも戦略ですよね。