クレーンクレーンは話題になる機会は多くてもそのメリットとデメリットを説明しているところを見たことが無かったので少しまとめます
構築等の参考になれば幸いです
2.カード紹介
効果はこのようになっています
デスガイドと似たような効果ですがこちらはシンクロに使えるところがポイントですね
勿論効果を無効にしてssするのでburning abyssは自壊しません
3.メリット
このカードのメリットは
1.一体でvirgilを作れる
2.持久力があがる
3.初動にもなり得ること
この3つですね
まず1について
このカードは前述の通りつり上げたモンスターをシンクロ素材にすることができます
これにより3チューナーの吊り上げで1体からvirgilを立たせられます
virgilを積極的に出すメリットとしてはミラーに強いこととcirでの蘇生があります
ミラーではまず相手のdanteをどのように突破するかが課題になります
danteは守備が2500もあるのでこちらのdanteでは殴っても倒せません
アシゴやダウナードで倒すことは可能ですが、danteのサルベージ効果によりアドは稼げず、あまり有効打とは言えません
しかしvirgilならdanteのサルベージを発動させずに処理が出来るため、ミラーではいかにしてこのカードを使っていくかがポイントになります
そこで一体でシンクロの作れるクレーンクレーンの出番というわけですね
クレーンクレーン無しでvirgilを作る場合はガイド+burning abyss一体、もしくはburning abyss+rubicとなるのですが、これだとバウンス効果のコストも含めて手札を3枚要求されます
しかしクレーンクレーンなら2枚要求で済むので効果も発動しやすいです
また、一度墓地にいけばcirで蘇生できるため今度はガイドでcirを持ってきつつ一体でvirgilを出せるようになるのでその流れに繋げられるのは大きいですね
2についてですが、これは4枚目以降のガイドとしての役割があります
ガイドだけでも持久力はかなり高い部類なのですが、それでも落ちによってはガイドがすぐ全滅したりもあるのでこのカードで多少それを抑止できます
3はburning abyss+クレーンクレーンでdanteを作れることが関係しています
burning abyssをssしクレーンクレーンをnsするとburning abyssはチェーンブロックを作らず自壊するためクレーンクレーンの吊り上げ効果で対象にとれます
これによって先行danteにも絡めますね
4.デメリット
このカードのデメリットは
1.デッキがよく回っているときは必要性が薄い
2.サーチ手段がない
この2つですね
1については、そもそもvirgilが手札のburning abyssだけでも無理なく出せてガイドを毎ターンプレイできる場合はクレーンクレーンをわざわざ召喚権にあてる意味が薄いということですね
クレーンクレーンはデッキが回ったときの強さを高めるものには成りにくいので、そういうカードを求める場合はこのカードにかなり抵抗を感じるでしょう
2つめはガイドとの相違点です
ガイドはサーチがあるので安定して運用できるのですがクレーンクレーンは素引きに頼るしかないので、それを軸とした動きを組みづらい傾向にあります
5.まとめ
クレーンクレーンについて簡単に纏めてみましたがいかがでしたでしょうか
このカード、人によって採用が別れるのですが全体数で見るとそこまで数は多くなさそうですね
ミラーには強いのですが、本当にミラーだけを意識するなら他にも良いカードは沢山あるので難しいところです
個人的には1枚か2枚の採用なら割とありだと思います カードパワー自体は高めなので
では、今回はこのあたりで