引き寄せの法則という存在を知って納得はしても、実際「引き寄せよう」とすることは「引き寄せられない」一番の原因になる。






引き寄せ、引き寄せって言うけど、そもそも「引き寄せ」って、主語は誰で、目的語(引き寄せる対象)は何?





一般的に大体の人が思ってるのは、きっと主語は私。現実に、今現在いる私。





引き寄せる対象は、望みを叶えた未来の私。





「現在の私」が「未来の私」を引き寄せようとする。






たぶん、それ、逆なんだよね。






「未来の私」が「現在の私」を引き寄せる。のが、効率の良い引き寄せのやり方。






効率の良いやり方と、効率の悪いやり方、あなたはどっちを選びますか?










効率の良いやり方は、





まず、望みを既に叶えている「未来の私」になる。「未来の私」の視点に立つ。





既に望みを叶えた「未来の私」は、そこにたどり着く方法を知っているし、その望みに対する不安はもうない。安心してリラックスした状態。




その望みが、私の魂が本当に望んでいること(快か不快かという魂のガイドに沿ったもの)であるならば、潜在意識は覚えているので、その立ち位置に立てるはずなのよね。





そういう立ち位置にいると、そこに行く方法は潜在意識が知っているので、感情・感覚の快の方向にガイドに従って行動すれば、「現在の私」は、自然と望む「未来の私」になる。





勝手になる、勝手に引き寄せられるって感じだと思うけど、どうしても何か行動しないと居心地が悪いのであれば、「未来の私」が「現在の私」を引き寄せる、引き上げるイメージでいるといいんじゃないかなと思う。





「未来の私」に早く引き上げてもらいたければ、「現在の私」は、じたばたともがくのではなく、何も抵抗せずにじっと身を任せるのが一番いい。






でもね、効率の悪い「現在の私」が「未来の私」を引き寄せるやり方も決して悪いものではないと思っている。実際、私はそれを経験して得るものがあったから。ただ、辛く苦しい荒療治になるから人には絶対にオススメはしません。不快を極めることになる、つまり「死」に向かうことになってリスクが大きい。「陰が極まれば陽に転じ、陽が極まれば陰に転じる」という陰陽論を利用するということ。





「現在の私」の立ち位置で、その視点でしか世界を見ていなければ、やはり頑張って努力したり、考えたり、行動したり、じたばたともがくしかない。





そのうち、もがきつくして疲れきって、本当に何も出来なくなり力尽きて諦めるしかなくなった時に、フッと脱出できる。





ただ、この効率の悪い方法を取るのであれば、中途半端にしているといつまでも脱出できないことになる。




徹底的にもがき苦しむ覚悟が必要。





本当に力尽きるところまでやりつくす行動力も必要。





望みがなかなか叶わない、なかなか望みを引き寄せられないのは中途半端にもがいた気になって、何となく満足してしまっているから。






どっちの方法を選ぶのかは自由。自分次第。一番大事なのは、自分の本当の感情・感覚に従ってきちんと自分で選ぶこと。








そうすれば、必ず魂の望む未来は叶う。というか、もう叶っている。あとは意識の使い方次第で、行動して現実化させるだけなんだと思う。