母の認知症が見られるようになったのは父が亡くなってからだと前回のブログに書きましたが、

今にして思えば、父が亡くなる1年くらい前にその兆候があったように思います。

 

当時は全く気付きませんでしたが・・・・

 

 

私たちが今住んでいる家にはそこそこ広い畑があります。

父と母はそこで野菜作りを楽しんでいました。

 

ある晩、母から電話がかかってきました。

「あんた 私らが何を盗んだと言うとるん」と

怒った口調の電話です。

 

自宅と畑の間に納屋があり、そこにはミニ冷蔵庫が置いてあります。

冷蔵庫に自分たちが持参してきた飲み物などを入れ、私たちの自宅に入らなくてもいいようにしていました。

と言いながらも入ってたんですよチーン

 

聞けば、

私が納屋に来て冷蔵庫を開けて、何かなくなったと言わんばかりに首をかしげていったというのです。

 

は?

 

冷蔵庫を開けてもいないし、そもそも納屋に行ってないし、

 

この日は日曜日で

「ちょっと出かけてくるね」と言って家にはいなかったのですよ。

 

それなのに、何なん?この電話

 

 

間違いなく納屋に来て冷蔵庫を開けて首をかしげていった

何を盗んだというのか

 

 

と何度も繰り返し、

ガチャン!!と

電話を切りました。

 

正直、元々こういう性格の人だからと思って、たいして気に留めていませんでした。

 

 

 

ですが、その後、ちょくちょく変な電話がかかってくるようになりました。

 

「あんた、私のことを金の亡者と言った。私のどこが金の亡者や」

と泣きながら電話をかけてきて

最後は必ずガチャン!!!!と切る。

 

こういうことが1~2ヶ月続きました。

 

 

そのときは、分からなかったのですが、

認知症が進んでから、ふと、

「あれが認知症の始まりだったんじゃないかなあ」と思いました。

 

本当のところ、どうなんでしょうね。