現役同時通訳者・会議専門英語コーチ Karenです。

 

 

 

さて週末がやってきました!

 

 

 

私が住んでいる地域では

まだ冷え込んではいますが、

今日の日差しは春を

感じました!

 

 

 

冬は苦手なので、

春が待ち遠しいです照れ

 

 

 

さて、今日は先日社内会議で

通じなかった英語をご紹介。

 

 

 

私が通訳として入った会議で、

2つの部署のメンバーが参加

していました。

 

一方の部署のメンバーが他方の

部署メンバーに部署の業務内容を

質問する場面がありました。

 

 

 

「あなたのチームの業務内容を教えて下さい」

 

 

 

日本人が英語で他部署の

英語スピーカーにこの質問

を投げかけたところ・・・・

 

 

 

日本人: Please describe the businesses

related to your team.

 

 

 

英語スピーカー: I'm sorry, but I 

can't understand what exactly you're

asking.

 

 

という返答が・・・・ガーン

 

私は日本語ネイティブなので、

日本人が英語に直訳した時に

どんな単語を使おうとするか大体

想像がつくので、

"businesses"を「業務内容」

と訳すことができたのですが、

英語だけ聞いたら分かりづらいです

よね。

 

 

 

実際「業務内容」と検索すると、

businessという単語がヒットするの

ですが、

実際の会議で業務内容をbusinesses

としてネイティブが話しているのは

聞いたことがありません。

 

 

 

正解は、

Please tell us about 

hat your team does/

the responsibilities of your team.

 

とか、

 

Could you explain what your team is

responsible for?

 

 

 

業務内容や担当を説明するときに

よく使われる単語がresponsibility

 

 

 

「責任」という意味の単語ですが、

be responsible forで

~を担当しているという意味になります。

 

 

 

部署の業務内容だけでなく、

個人の担当業務を表すのにも使えます。

 

 

 

日本語を直訳してしまうと

伝わらない英語ってありますね。

 

 

 

こういったビジネスで頻出の

フレーズに関しては

ビジネス英語の本を1冊買って

それを繰り返し音読して

覚えてしまう→実際に使う

方法が手っ取り早いです。

 

私がおススメしている教材

コチラキラキラ

 

日向清人「即戦力がつくビジネス英会話」

 

 

 

結構ボリュームのある教材で、

会議頻出の単語・フレーズは

一通り網羅されています。

 

 

 

音声ダウンロードもあるので、

リスニングの練習にもなります。

 

 

 

この教材で音読、シャドーイング

をやって自分のものにすれば

会議で発言するときの瞬発力も

身に着けることができます。

 

 

 

本腰をいれて会議英語を

身に着けたい方には

おすすめです!!

 

 

 

ここからは告知になります。

 

 

 

先月も開催させて頂いた

英語コーチングの無料体験セッションの

募集を明日スタートいたします!

 

 

 

今回も先着3名様で締め切らせて

頂きますので、

ご興味のある方は

お早目にお申し込み下さい爆  笑

 

 

 

 

 

 

現役同時通訳者・会議専門英語コーチ Karenです。

 

 

 

先日、社内の英語研修プログラム

のイベントで、

英語でのプレゼン大会を開催しました。

 

 

 

私は通訳のかたわら、

社内の英語研修の運営も

しているので、

今回は審査員として参加しました。

 

 

上位3名が選ばれて、

マネージメント層にプレゼンする

決勝戦に進むことになりました。

 

 

 

普段通訳をしていて

プレゼン力のある人達

(=通訳しやすい)を

見てきた経験と、

今回プレゼンを審査した

ことで、

人に伝わる良いプレゼン

にはいくつかポイントが

あるなぁと思いました。

 

 

 

今日はそのうち一番大事な

ポイントを3つお伝えします。

 

 

 

1.聞きやすいスピード

 

プレゼン大会では、

日本人あるあるの

準備してきた原稿を

そのまま読み上げる人

が多発。

 

 

 

原稿を読み上げると、

合間をとって考えながら

話すのではないので、

必然的にスピードも上がります。

 

 

 

そういう人たちのスピーチは

聞いていてもなんだか

頭にすーっと入ってこなくて

理解しづらかったです。

 

 

 

常日頃から会議で通訳を

するときに思っているのですが、

早口の人は通訳もしづらいし、

同じ言語で聞いている人にも

理解しづらいです。

 

 

 

プレゼンや会議での発言は

そもそも人に理解してもらって

なんぼの世界です。

 

 

 

しかも、話している当本人は

早口になっているのに

気づいていない場合も多いです。

(緊張していたり、議論が白熱する

とみなさん早口になる傾向があります)

 

 

 

なので、基本スピードは

自分が思っているよりも

遅めにするのがベストです。

 

 

 

2.シンプルなメッセージ

 

プレゼン大会では持ち時間は

一人当たり5分。

 

 

5分って長いようで短いです。

そんな中、

ついつい力が入ってしまって、

説明を多く入れたり、

根拠のデータとしてたくさん数字を

入れたりするとどうしても情報過多に

なってしまいます。

 

 

 

聴衆の背景知識にもよると

思いますが、

たくさんの情報を短時間に説明

されると、たいていは

聴衆の脳がオーバーフローしてしまいます。

 

 

 

せっかくの伝えたいメッセージも

伝わらなくなってしまう。

 

 

 

短い持ち時間でプレゼンをしないと

いけない場面って、

日常茶飯事だと思います。

 

 

 

ではどうしたらいいのか?

 

 

 

ずばり情報の取捨選択です。

 

 

 

早口でまくしたてて

たくさんの情報を尺に入れ込む

のではなく、

本当につたえないといけないポイント

2-3つに絞って

出来るかぎり無駄をそいでシンプルに

することが必須です。

 

 

 

プレゼン大会でも

入賞者は全員、

自分の言いたいことは

2つか3つにフォーカスして

プレゼンを組み立てていました。

 

 

 

3.クリアな発音

 

誰にでも聞き取りやすい

クリアな発音が大切です。

 

 

 

これも英語だけでなく

日本語にも言えることです。

 

 

 

英語の場合は、

ネイティブみたいな

かっこいい発音ができないと

理解されないんじゃないか

と思うかもしれないんですが、

私が通訳する上ではそう感じた

ことはありません。

 

 

 

それよりも、

十分な声量で

口を大きくあけて

発音することの方が

大切だと思っています。

 

 

 

 

プレゼン大会で

英語の発音がいい発表者も

いたのですが、

早口だったり、

はっきり明瞭に聞き取れない

こともあったので、

私の評価もそこまで高くなかった

ですし、

実際入賞もされていませんでした。

 

 

 

普段通訳していても、

むにゃむにゃ~っと人に

聞いてもらうことを前提にした

話し方をしていない人は

いくら英語ネイティブ・

日本語ネイティブでも

非常に聞き取りづらく、

通訳しづらいです。

 

 

 

話し方ってなかなか自分で

意識することってないかも

しれないですが、

その人の印象・評価に関わる

重要ポイントだと思います。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

 

 

みなさん3つとも

普段から意識されてましたか?

 

 

 

次の会議・プレゼンの際に

役立てて頂ければと思います!

 

 

 

 

 

 

現役同時通訳者・会議専門英語コーチ Karenです。

 

 

 

始業前に毎日、シャドーイングと

同時通訳のトレーニングをしています。

 

 

 

最近使った教材が

めちゃくちゃ面白かったので

ご紹介します!

 

 

 

元気になるスピーチが

満載のおなじみTED Talksから

ウェンディ・スズキ氏の

"The brain-changing benefits of 

exercise"

 

 

 

 

神経科学の専門家ウェンディさんが、

神経科学の知識と

自分自身を実験台として

運動を続けた結果とを基に、

エクササイズが脳に与える

メリットについてお話されています。

 

 

 

「運動はよい」というのは

皆さん周知の事実ですが、

その根拠をわかりやすく

説明されています。

 

 

 

しかも、ウェンディさん、

スピーチがものすごく

上手です!

 

Prefrontal cortex(前頭前野)

とかtemporal lobe(側頭葉)とか、

脳についての難しい単語も

登場しますが、

時折ジョークも織り交ぜて

話されるので、引き込まれて

しまい、最後には会場にいる人

は総立ちでエクササイズをする

というエンディング笑い泣き

 

 

 

私も朝から大笑いしながら

トレーニングをして、

さぁ、今日もこれから仕事頑張る

ぞー!!と元気をもらいました。

 

 

 

あの会場に居たかった・・・

と思ったほどです。

 

 

 

ちなみに、

運動をすると、

記憶の定着にも役立つとかウインク

 

 

 

英語×運動の組み合わせ、

実は私もいいマッチングだと

日々実感しています!

 

 

 

というのも、私はフルリモート

の仕事なので、意識的に運動を

するようにしていて、

朝はまず家事を済ませたら

ヨガをします。

 

 

 

さらに、昼休みには、

限られた時間ですが

ジムに行って水泳を

週数回しています。

 

 

 

ただでさえ会議だらけで

忙しいのに、

水泳に行くとなると

さらに忙しくなってしまうのですが、

私にとってはかなり重要な

ルーティーン。

 

水泳をするとしないと

では、午後の仕事の

生産性が全く違うからです!

 

 

 

通訳は脳に負担がかかるらしく、

通訳するとものすごくお腹が空くほど。

(すぐお腹が鳴るので間食が欠かせません爆  笑

 

 

 

水泳をすることで、

血行がよくなって、

脳疲労が解消されて

頭が驚くほどすっきりします。

 

 

 

なので、私自身

身を持って運動が持つ

脳への効果を感じています。

 

 

 

英単語やフレーズを

覚える作業は

英語力アップには欠かせない

のですが、

運動も組み合わせてやれば

サクサク覚えられるかもですねてへぺろ

 

 

 

ウェンディさんのスピーチ

12分間で長めですが、

本当に面白いので

元気になりたい方は

聞いてみてください!