森の風に吹かれて~北軽井沢からの手紙~

森の風に吹かれて~北軽井沢からの手紙~

最愛の人を亡くして5年。絶望の中振り返りながら必死に前を見て歩いた5年。
癒しを求めて一人通った北軽井沢、大好きなピアノ、新たに出会った子ども達との仕事、今の私時間をとりとめなく問わず語りに書いてみます。


音楽と読書と土いじりと子どもが大好きなピアノ教師・保育士・ピアニストと女優の卵の母・今や独身
川崎市在住…時々北軽井沢の住人

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 北軽井沢ミュージックホールフェスティバル2021

北軽井沢ミュージックホール・ホームページより

長年親しんできたこの町


留学中に散歩したウィーン郊外の森にも似た浅間高原


かつて恩師や先輩たちが学び集って研鑽を積んだと言われるホール


時の流れに埋もれて忘れ去られようとしていた名器グロトリアンを慈しみ見事に修復したサポーターと技術者の情熱


そんな町の素敵なピアノでコンサートをしたいという娘と私の願い


昨年はコロナ禍の為、フェスティバルもグロトリアンお披露目コンサートも中止になりましたが、想い叶って!


やっと共演出来たねグロトリアン

なんとおん年95歳


中庭に向けてオープンになっているこのホール

木々を渡る風に、ウィーンの作曲家達のピアノ曲をのせて・・・


のつもりが、

なんと!土砂降り


それでも、この雨の中をほぼ満席のお客様に聴いて頂けて、東京から駆けつけてくれた友人もいて、

軽井沢の風情満載の花束

(演奏中虫が手にとまって集中が切れて「やっちまう」情け無いアクシデントもありましたが)

とても楽しい演奏会になりました。


お手伝い頂いたあたたかいボランティアの皆さんと来て下さったピアノ修復師の和田明子さんの、ピアノ愛・ホール愛にも感動。


また、機会を頂けたらぜひやりたいコンサート、

会いたいグロトリアンでした。


ピアニスト 富岡 紀香(さやか)

ペルセウス座流星群を観て、風渡るコンサートをやって、木漏れ日の中を散歩して、ハンモックで昼寝する。

というつもりの今年の北軽井沢の夏休みは思惑通りにはいきませんでしたが、とてもあたたかい、幸せな気分


今度はいつ来られるかな