いつもありがとうございます、月美です。
西洋占星術のホロスコープを正確に出したい場合は、出生年月日と生まれた時間と、場所が必要になります。
もし、母子手帳が残っていれば見れば済むことですが、生まれた時間が分からない、聞く人が既にいない、親に聞いても覚えていない…ということも時々あります。
個人的には、だいたいの生まれた時間が分かれば、その時刻を出生時刻として観ることもあります。
では、なぜ出生時刻が大切なのか?
私が使用しているホロスコープの種類としては、「プラシーダス」という方法と「ソーラーサイン」という方法を使用しています。
プラシーダス
ハウス分割を時間的に分割する方法。
高緯度地方で日照時間が短くなったり、長くなったりするために、ハウスのサイズが極端にいびつになる
今日の日付で表示するとこんな感じになります。
時刻は22時で出してみました。
もし、2021年12月28日に生まれたけど、時間が分からないとした場合は、ソーラーサインで読んでいます。
ソーラーサインハウスとは
太陽星座を1ハウスにおいて、30度で分割します。
起点はASC
出生時刻が分からないと、正確なハウスが分からないです。
そのため、自分の人生、目的、主体性などを表す太陽を主軸によんでいきます。
時刻不明でチャートを表示させると、こんな感じに。
天体と星座、アスペクトは同じでハウスの位置が違うようになります。
個人的には、ソーラーサインの場合は、精度70%くらいかなと。
ただ、ソーラーサインでも、プログレスやトランジットも組み合わせてみることができるので、気になる相談内容によっては対応できます。
自分の生まれた時の星の位置をしっかりと知りたい場合は、出生時刻をしっかりと調べてみたほうがいいかなと。
月に関しては1日の中で次の星座に移動する場合もあるので、朝と夜では星座が違っているということも。
どう調べても、時刻が分からない場合は、ソーラーサインを信じるのみ!
生まれてからのエネルギーを順番にやっていく形なので、MC(人生のテーマ)は分からないけれど、個人天体でその方の持っている本質などは観ることができます。



