またまたご無沙汰してしまいました。

40数年前なので随所の記憶はありませんが……
高校受験合格発表の日

合格受験者番号貼り出しなんてのは、
間違いなく合格しているという自信がある
者が意気揚々と行くものであって

そうでない者はどうすれば良かったんだろう?

ドキドキワクワクするでも無く、受験高校に向かう
道すがら、今頃になって後悔している事が頭の中を
駆け巡り、その事ばかりに占領されていた。

多分、1番早くに行って人数が少しはけたのを見計らい
絶対に無いであろう自分の番号を追った。

当然の如く無かった。

周りが合格の歓喜の声を上げていたかどうかも
思い出せない。わかっていた事とは言え
その時はやはり茫然自失となっていたのだと

今でも覚えていることが3点

消え入るように正門を出て自宅へ戻る道中
自転車で走りながら電柱に自己流空手の
正拳突きをぶちかました。

2点目は家に着くや否や今は亡き父に
不合格の報告をした。刹那、父の目に泪を
見た。おそらく父の泪は後にも先にも
あの1回しか覚えが無い。

そして3点目は布団にくるまり
一日中泣き明かした。
本来なら合格、不合格に限らず
中学の担任の先生に時間で報告を
しに行くことになっていたのだが
到底、皆の顔など見れるはずも無く
行けなかった。
(同男子公立高校には同じ中学であと3人不合格
になってしまったのだが他の皆も行けなかったはず)

確か家の亡き母はそういう点は生真面目で代わりに
行って担任教師に伝えたと記憶。

合格者に囲まれて、家の母に既に 合格ある私立高校の方に行くんでしょ?

ってあっさり言われたと……

確か その春休みは外に出る気持になれず、ずっと布団の中にいた。

確か合格した悪友が途中、家に籠もってばかりでは良くないから
気にせず外の空気を吸いに遊びに行こうと玄関まで来ていたが

当時の自分は嗤いに来たのだろうとしか捻くれた考えしか持つ
事が出来なかった。

確か担任教師では無く学年主任の先生が不合格の4人に電話をして
慰めも含めた面談を一同に介して自宅に呼びたい旨の連絡があった
……母が電話を受けてくれ その日時を聞いた。


どうしようか……また友人も懲りずに2回目の外への誘いをしてきた……


行くべきか行かないで後悔ばかりに浸って泣き明かすのが良いのか?……

考えていた……続く