桜散り また 寒の戻り

雨粒の 世を覆いて

ああ 春の 消えゆく想い

思い出す せつなき思い


訪れがあり 去り行くがあり

まるで 春の 気まぐれに

とまどう 咲いた 花心

あきらめと その 無力感


それでも 季節は 進んでいく

本当の ぬくもりの中へ

この心にも 訪れるのか

春の中 歩き始める