1番目を切り落としても人間にはなれなかった。2番目を潰しても人間にはなれなかった。3番目も同様に。
4番目を削いでいたら徐々に人間になれた気がした。人間として笑えてたかな。
5番目を傷つけても、6番目を痛めつけても、7番目を剥いでも人間に近づけた気がしない。
焦り。ストレスが溜まる。私は何でこんななの。私は醜くない。醜くない。
人間だ。私は人間だ。近づけたじゃないか、人間に。だから人間だ。
8番目を切り落とした時、私は獣だった。