万物を永遠に生成発展させ、あらしめてやまない造化三神の産霊(むすび)の力こそ
中村天風師の言う宇宙の絶対積極の力と他ならないものと感じられます。
スピリチュアルブームに便乗して仏教も見直されそうな傾向も見られますが、
仏教はその古代インド伝来の厭世主義、無常をはかなむ悲しみの心、あるいは人生を四苦八苦の苦しみである
というあきらめの世界観などは、絶対積極の宇宙の心とは反対のものであり、
造化三神、産霊(むすび)の力を弱めてしまうものと思われます。
仏教公伝以来1480年、日本は仏教からいろんなことを学ばせていただきましたが、
そろそろ卒業の時期に来ているのではないでしょうか?