神長官守矢家は、古代から明治時代の初めまで、
諏訪上社の神長官という役職を勤めてきた家柄である。
大祝(おおほうり)諏訪氏は、現人神(あらひとがみ)(生き神)であり、
実際に神事を取り仕切っていたのは、神長官をはじめとする
五官祝(ごかんのうほうり)である。
五官祝には、
禰宜大夫(ねぎだゆう)守屋氏
権祝(ごんのほうり)矢島氏
擬祝(ぎぼうり)伊藤氏
副祝(そえのほうり)長坂氏
がいた。
(茅野市神長官守矢資料館)
また資料館の案内係の人によれば、神長官裏古墳は山向こうから入り婿してきた
物部氏出身のものと推定。
他にも資料館の建物に突き出た柱に刺さる鎌は諏訪大社本宮の神宝と同じものを
現わしていて、風よけ、台風よけの威力があるという。
上記の話しは聞いた話を記憶で書いているので細部は記憶違いの可能性が
あるのでご了承ください。
敷地内に原諏訪信仰の神と言われるミシャグジ神(みさぐち神)を祭る。