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…のあらすじ

年金の手続きって大変ね

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遡ること「介護の終わり③」にて

『介護の終わり③』前回『介護の終わり②』前回『介護の終わり①』前回『義母の介護をしていた話⑧』お久しぶりです。今回より再開します。休んでいた理由は今後の記事で明かします。前回『…

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この記事は、

「義母が大腿骨転子部骨折で入院し手術を受けた日、

主治医と相談して退院後は老人ホームに入れることを決めた」

という話。

これが2023年12月12日の出来事。

この記事の中で、義母を老人ホームに入れる基準について書いている。

12月頭にXに書いた内容を再掲したものだが、

ここでは最新情報(赤文字)を含めて書くことにする。

①家族の顔や名前を忘れる

特に夫のことを忘れた場合や、我が家の誰かしらが泥棒扱いされたら検討

→2ヶ月に及ぶ入院でこの懸念はあったが、面会に行くと我々を認識していたので大丈夫そう。

②自力でトイレに行けなくなる

間に合わなくなったり、出したモノをいじる等するようだったら…単純に下の世話をしたくないってのもあるw

→入院中はほぼ寝たきり＆移動は車椅子でオムツを使用していた。さすがに排泄物をいじるようなことはなかったようだが。

③先日朝と夜を間違えたが、これが毎日のように起こる場合

それも夜遅く寝ている時間になると尚更

→これはその後どうなったかは知らないが、病院は時間管理されているので大丈夫だと思う。家に戻れば元通りになるんじゃないかな。

④自力で歩けなくなる

義実家は古い家なのでバリアフリーとは言えず、僅かな段差や何も無いところでつまづくようになったら考える

→前述の通り寝たきりと車椅子で筋力が落ちている。つまづく以前に歩くこと自体がもう無理。

⑤入院

退院後のケアが在宅では限界がありそう

→その通り

⑥私か夫か娘が倒れる

この場合我が家優先にさせてもらう

→今のところ元気です

⑦経済的に余裕が生まれた場合

老人ホームに2人同時に入れるほどの経済力がなく、要介護5の義父しか入れられない。

宝くじでも当たりゃなぁ…

→これですよこれ。黒に戻すね。

前は「どうにかするしかない」って言ってたけど、

どうにかする前に義父が亡くなってしまい、

2人分払うつもりだったのが1人分のみになってしまったのだ。

しかも義父は要介護5、医療保険と介護保険の自己負担割合がどちらも2割だった。

一方義母は要介護4だが介護保険は元から1割だし、

義父が亡くなり世帯収入が大幅に減ったことで医療保険も1割に下がった。

つまり義父ほどかからないということだ。

まぁ微々たる差なんだけど

というわけで結果論ではあるが、

①⑥以外は懸念も含めて条件を満たしており、

老人ホームに入れると判断したのは正解だったのだ。

1月中の入居を目指していたが、義父が亡くなったことで延びていた。

2024年2月17日土曜日、ついに介護付き有料老人ホームゆうホームへ入居である。

朝、義実家に置いておいた荷物を車に積む。

この時夫と再度確認したところ、

フェイスタオルがあと2枚必要だと気付いた。

義父が使っていたタオルがまだ綺麗だったので、名前を書き換えて突っ込んだ。

病院に娘を連れて行けないため、またしても親を呼ぶことにした。

義父を祀って以来まだ来ていなかったし、初めての月命日でもある。

今回は母の都合が悪く、父のみ来ることになった。

家を出ようとした時に来たのでタイミングバッチリである。

9時半、入院先あい病院へ。

いつもなら少し離れたスーパーに車を停めており、買い物をすれば駐車料金はタダなのだが、

今回はそんな暇ないので病院の駐車場に入れた。

病棟のナースステーションで名乗り、着替えを渡す。

早速看護師さんが着替えを介助してくれるのだが、

義母の呆けで会話が成り立っていないようだった。

ロビーのテーブルで待つ間に夫は会計へ。

薬剤師が来て施設に預ける2週間分の薬を置いていったり、

看護師が来て退院の書類にサインを書いたりした。

この時、3月中に1度様子見で受診してほしいと言われた。

待っていると義母が車椅子で来た。

持ってきた着替えは、私がサンキで買ってきた新品。↓

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サイズはちょうど良かった。

入院中に使っていた歯ブラシやらコップやらも受け取った。

義母は「退院することを初めて聞いて驚いた」と話していた。

そりゃあこっちだって退院するなんて言ってないもん。

夫が会計から戻ってきた。

施設に渡す書類をたっぷり携えて…。

これも薬や荷物と一緒にしておく。

ここで夫は、年金手続きに必要な委任状の署名を義母に頼んだ。

もう書いてもらっちゃおうと、朝のうちに印刷しておいたのだ。

名前だけならまだしっかり書ける。

駐車券の割引処理をしてもらっていると、

病院経由で頼んでいた介護タクシーの運転手が到着。

肘掛けにぬいぐるみがついた車椅子に乗り換えた。

「義母さん頑張ってね！」と看護師さん。

入院から2ヶ月以上、義母ついに退院。

ここから先、私は自分の車で、

夫は義母と介護タクシーでゆうホームへ向かう。

それぞれ別のところに車を停めていたのと、

私は裏道を駆使するつもりでいたので今回は完全別行動とした。

駐車料金を払って出発。

程なくゆうホームに出発の連絡をしないといけないのを思い出し、路肩に車を停めて電話した。

この時電話に出たのが、義父の担当ケアマネさんだった。

あい病院からゆうホームへは、何処かしらで幹線道路を通らないといけないのだが、

高速道路のICや別の国道との分岐点が立て続けにあり大体混雑しているのだ。

私はそれを嫌って、好きな音楽を聴きながら裏道を行く。

次回、老人ホーム入居。

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◎肘掛けのぬいぐるみは看護師さんが「かわいいじゃない」を連呼してた

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