婚活をやめた時に、今更ながら
なんでこんなことを始めたのか、私は気づきました。
4年付き合った元彼は、半同棲状態で結婚の話も出ていました。
彼のご両親も公認で、商売をしていたので、お店の手伝いなどもしながら
色々と準備を進めていました。
で、いざ、本格的に結婚話を進めるってなった時に
私は息苦しさと、「本当にこれでいいの？」って疑問を感じるようになったのです。
詳しくは書きませんが、モラハラって言えば、分かり易いかと思います。
彼がダメだって言えば、友達と遊びに行くのも我慢。
実家に帰るのも、許可を取って、彼の言う時間に帰宅。
仕事も辞めて、彼の言うとおりに、お店を手伝って家事をして、
感情の起伏が激しい彼の、機嫌を損ねないように、細心の注意を払って生活する。
そんな毎日に、なんかだんだん疲れて、過呼吸みたいになったんです。
彼の言葉は、「俺がいなくなったら、誰もお前と付き合う奴はいない」だの
「お前なんかで良いって男は、俺ぐらいのもんだ」とか、結構ひどいものでした。
でも、そんな言葉を言われ続けて、逆に、自分の中の疑問がどんどん大きくなっていきました。
私は、本当に誰からも選ばれる価値が無いの？
彼の言う通り、このまま結婚するしかないの？
そんなのは嫌だ。私は、この人を、もう好きでは無い。
もっとちゃんと、誰かと恋愛やお付き合いがしたい。
そうか、別に結婚がしたいから、婚活をしようと思ったんじゃない。
「好きな人」、「私を好きになってくれる人」を探したくて、婚活を始めようと思ったんだ。
「誰もいない」、「誰からも選ばれない」って気持ちを消したくて、ずっと頑張ってたんだ。
そう気づいた時、長年の憑き物が落ちたような気持ちになりました。
理由に気付いたら、結婚相談所を退会したことを、本当に良かったなーと思いました。
あそこは、私みたいに恋愛がしたいというよりも、結婚をしたい人が活動している場所です。
出会っても、すぐに結婚を考えられない私がいるべき場所では無い。
そう思って、退会後はしばらく、何にも活動せずに毎日を過ごしてました。
婚活をしていた時の、焦りや不安な気持ちは無くなったわけではありませんが
「好きでもない男性と、結婚もお付き合いもしたくない」そんな気持ちが、開き直らせてくれました。
50歳になって、それでも独身だったら、石垣島に住むんだー。
そんなお気楽な感じで、自分で納得していたので
家族ぐるみでお世話になっている元職場上司に、「知り合いが結婚相談所をしてるから、格安で相談にのってくれるから行って来い」って
言われたけど、丁重にお断りしました（笑）
そして、3か月ぐらい経った頃、ある婚活アプリを知りましたー。
