最近の流れで十条のあたりを越えていくと
おばちゃんが立っていた
「区民センターまで行ってくれるかい」
「はい、あのまだ新人なもので場所が解らないんですけど・・・」
こういうと たいていのお客様は道を教えてくれる
もちろんお客様も知らない場合はナビで調べることとなる
だいぶこなれてはきたものの まだまだ 知らないことばかり
この一つ一つの経験が タクシー運転手を育てていくのだ
「明治通りに出て、西巣鴨の交差点を右に曲がったところだよ」
こういわれれば私にも解る ちょっと歩くのに難がありそうだけど
声の大きな元気なおばちゃんだ
「これから旅行に行くんだよ、わたしゃあんまり行きたかないんだけど
役員だから行かなきゃなんないんだ。これ、塩飴あげるよ」
と2つの塩飴を置いて降りて行った
さあ その後だ お客様を乗せているうちに 降ろした後のルートを考える
その先首都高が上を走っているのだが
そこから いた場所区役所までの間に 結構お客様がいる
高速で都心までお連れしたこともある
朝から高速のお客様に合うと 売り上げの面で その日が楽な気持で営業できるものなのだ
新板橋の駅を通り越し 板橋区役所へいくも 音沙汰なし
ぐるっとコの字型にUターンをして また 西巣鴨へと車を向ける
途中でスーツケースを持った男性のお客様
「日暮里まで行ってくれるかい」
「かしこまりました」
日暮里が終わり西巣鴨から不忍通りを走っていると
今度は 水天宮の近くのホテルまで という男性のサラリーマン
ホテルを出て レシート整理をしていると
何故か50インチほどのテレビを抱えた30歳くらいの男性が声をかけてくる
「このテレビもなんですけどお願いできますか」
「もちろんです、どう積みましょうかね」
二人でトランクに入れようとしてみたが
今の私の乗っている車種はプリウスなのだが微妙に入らない
「これ後部座席に乗せて、私、助手席でもいいですか」
「大丈夫ですよ」と言って 二人がかりでテレビを積み込んだ
なんとか積み込み出発、行先は足立区神明だ(-^□^-)
神明というのはほとんど埼玉に近い埼玉
午前中からこんないい売り上げは 今までで一番だと思えた
途中なんとなく聞いてみる
「テレビは自宅へ持ち帰るんですか」
「いや、会社が神明なんです」
どうやら自宅が都心の真ん中 日本橋 会社が 東京のはずれ 神明
どうも突っ込みたいものもあったが
タクシー運転手というのは あまり 突っ込んではいけないものなのだ
話しかけられば話すが あえては 話しかけないのが基本
何気ない話は多少したものの そこは 突っ込めなかった
午前10時で一万を売り上げた いつもより 一時間から一時間半早い
家内にそのラッキーさをラインする
訳のわからないスタンプで喜びを返した来た
さあ 都心へ戻りましょ(‐^▽^‐)

今の流れは昼は都心の銀座、虎の門周辺
夜 10時頃になると 新宿歌舞伎町へ来る
歌舞伎町 これがなかなか ガラが悪いところでもある
でも マンモス都市 そのお客の数が半端ではないのだ
駅周辺もタクシーだらけ 私が利用する区役所通りも
タクシー渋滞がおきている訳だ(^_^;)
でも お客様が拾える タクシーの数を ものともしない客数だ
細かいお客が多いんだけどね( ̄Д ̄;;
銀座 赤坂 六本木は ロング客が多い 
その分 敷居も高そうで 新人には入りにくいのだ
今は新宿様様だ
しばらく ともに歩もうぜ
新宿からお客様を乗せていった渋谷の帰りに
道玄坂で 一発あてた
神奈川 相模原だ 1万6千円也 これがラストの営業だった

6月16日 総営収 8万2千円
6万行けばベストだ と思っていたら 8万いってしまった
自分が驚いている
でも この自信は 大きいものがあるだろう('-^*)/