人はもともと「矛盾」を含んでいるもの。正解と理想、最適解のあるルートは、現代ではたくさん示されているものだ。しかし、やっぱり僕たちは迷い、あの頃と変わらない、欲しいものに届かない「自分」に直面している。AIは、分かりやすく「人生の選択」をデザインしてくれていて、いつの間にか僕たちはその「目標」に届いていなければならないと思っている。


白紙の地図→近道とゴール、正確な地点が全て描かれていること


でも地図をもっていても、僕たちは自分で考え、迷い、悩み、既存のルート「正解」とは別に自分なりのルートを進んでいるであろう。


AIがどれだけ発展していても、僕たちの心の位置は今もゆっくり歩んでいるもの。


今に価値になるのは「迷うこと」「自分はAIが示すほど合理的ではないと認識すること」ではないだろうか。


迷うこと、挫折した願望や、後悔を含んだ過去があること、それらをもった「地点」にいる今の位置に、関心を向けることが大切なのかも。


勉強につまずいたり、成績が伸びないとき


恋人がほしいのに、上手くいかないとき


楽しめる人になりたいのに、不満をもったり、傷つきやすいとき


「理想」と「現実」との自分の間にある「差」に迷うことは悪いことじゃない。


迷うとき、自分は正解から遠のいた、落ちたのではなく、、過去も今も変わらない「現在進行形の心のまま」であるのだと位置を知っていれば、少しだけ欲求不満に道が見えると思える。


現代はAIも味方になり、そう、自分の「可能性」を無限大にしてくれている。そんなとき、上手くいかないのは「自分の行動力のなさ」「サービスを上手く活用しない無知さ」など、、自己責任の方向へと追い込まれやすい。


社会の発展の速度と、人の心の動きの速度は、別に考えなきゃいけない気がする。


あなたの心はどのペースでなら、自分なりの位置で努力できるだろうか。