メッセージ、よければ書いてね
逢う、ということ
逢う…竜と…
今まで来夢は、出会い系で実際に誰かと会ったりした事がなかった。
何があるかわからないし、危険がないとは言い切れない。
メル友が出来て、会いたいと言われた時も、理由をつけて会わなかった。
結局、会う事ばかり要求してくるその人に嫌気がさして、メールもやめてしまった。
でも何故か、
竜と逢うということに、何の違和感も感じなかったし、
むしろ
逢ってみたいと思っていた。
その時にはもうすでに、来夢は竜に惹かれていたんだと思う。
「…逢ってみたいとは思ってる。竜くんがよければだけど。」
『オレも逢ってみたいよ。来夢との話、楽しいし。でも来夢に言わんといけん事があるんよね。それ聞いたら来夢引くかもしれん。』
「何?引かんよ!!」
『唐獅子牡丹に関係あるんやけどね。』
「…刺青?」
来夢が想像していた事を言ってみた。
『!?なんでわかったん!?』
竜はビックリしているようだったけれど、来夢は思っていた事だったし、
やっぱり
と思うくらぃだった。
今まで来夢は、出会い系で実際に誰かと会ったりした事がなかった。
何があるかわからないし、危険がないとは言い切れない。
メル友が出来て、会いたいと言われた時も、理由をつけて会わなかった。
結局、会う事ばかり要求してくるその人に嫌気がさして、メールもやめてしまった。
でも何故か、
竜と逢うということに、何の違和感も感じなかったし、
むしろ
逢ってみたいと思っていた。
その時にはもうすでに、来夢は竜に惹かれていたんだと思う。
「…逢ってみたいとは思ってる。竜くんがよければだけど。」
『オレも逢ってみたいよ。来夢との話、楽しいし。でも来夢に言わんといけん事があるんよね。それ聞いたら来夢引くかもしれん。』
「何?引かんよ!!」
『唐獅子牡丹に関係あるんやけどね。』
「…刺青?」
来夢が想像していた事を言ってみた。
『!?なんでわかったん!?』
竜はビックリしているようだったけれど、来夢は思っていた事だったし、
やっぱり
と思うくらぃだった。
突然の言葉
「そういえば竜くんのアドレスって唐獅子牡丹よね?」
来夢が竜にメールを送るきっかけになった言葉…。
気になって聞いてしまった。
『そうそう、よく知っとるね!!あんまり、ソコつっこむヤツおらんよ(笑)』
「来夢、和柄好きなんよ~♪でもなんでなん??」
数秒の沈黙…
聞いてはいけない事を聞いてしまった…?
言いたくないなら、言わなくていいんよ!!
そう言おうとした時だった。
『来夢、オレと逢う気ある?』
来夢が竜にメールを送るきっかけになった言葉…。
気になって聞いてしまった。
『そうそう、よく知っとるね!!あんまり、ソコつっこむヤツおらんよ(笑)』
「来夢、和柄好きなんよ~♪でもなんでなん??」
数秒の沈黙…
聞いてはいけない事を聞いてしまった…?
言いたくないなら、言わなくていいんよ!!
そう言おうとした時だった。
『来夢、オレと逢う気ある?』
初めての電話
『来夢?竜やけど。はじめましてやな』
その後来夢も電話番号を教えて、すぐに竜は電話をかけてきてくれた。
「はじめましてなんか声想像してた通りだぁ」
『想像してたん?来夢の声想像してた通り。』
竜は少し笑って言った。
竜の声は少し低めで、来夢はとっても好きだった。
『初めに来夢に言っときたいんやけど、正直オレ、出会い系とか初めてなんよウチの従業員の若いモンに2日前に教えてもらったんよ。オレに長いコト女がおらんかったから、やってみろって言われてなァ』
「そうなの!?なんか意外」
『いやいや、オレの携帯は電話かけるだけのモンやし(笑)やから慣れてない。でもいつもやってるとかって思わんでよ』
「うん、わかったよ!来夢も来たメール見るぐらいで、実際メル友とかもいないし。やから竜くんも来夢が出会い系いっぱいしてるとか思わんでね」
『おぅ了解』
本当に意外だった。
でも慣れてないからあんなそっけないメールだったんだと納得する。
竜との会話はすごく楽しくて、それから気づくと2時間近く話していた。
その後来夢も電話番号を教えて、すぐに竜は電話をかけてきてくれた。
「はじめましてなんか声想像してた通りだぁ」
『想像してたん?来夢の声想像してた通り。』
竜は少し笑って言った。
竜の声は少し低めで、来夢はとっても好きだった。
『初めに来夢に言っときたいんやけど、正直オレ、出会い系とか初めてなんよウチの従業員の若いモンに2日前に教えてもらったんよ。オレに長いコト女がおらんかったから、やってみろって言われてなァ』
「そうなの!?なんか意外」
『いやいや、オレの携帯は電話かけるだけのモンやし(笑)やから慣れてない。でもいつもやってるとかって思わんでよ』
「うん、わかったよ!来夢も来たメール見るぐらいで、実際メル友とかもいないし。やから竜くんも来夢が出会い系いっぱいしてるとか思わんでね」
『おぅ了解』
本当に意外だった。
でも慣れてないからあんなそっけないメールだったんだと納得する。
竜との会話はすごく楽しくて、それから気づくと2時間近く話していた。