●アドバイスを受けた時に、自己否定に向かっていく人
こんにちは YURaRAです。
アドバイスを受けた途端に、自分を否定されたと感じてしまう思考の方がいらっしゃいます。
よくよく考えてみていただくと、アドバイスはテクニックについての話です。
「ここの部分をこのようにしてほしい」
「一つのテクニック(技術)をこのように改良・改善してみて下さい」
という提案ですね。
テクニックに対するアドバイスがあったとしても、それらは人間性の否定ではありません。
例えば、バスケットボールのシュートをする時に、
「もう少し、膝を曲げてみましょう(もっと膝を曲げて!)」
というアドバイスがあります。
このアドバイスは、身体の使い方に改良改善を求めたものです。
ですから、膝を曲げれば良い(膝を深く曲げて、伸ばせば良い)だけです。
その人自身を否定したものではありません。
また、あなた自身を変えなさい、と言うアドバイスでもありません。
膝を曲げるだけのことです。
「シュートを決める(勝利する)ために、膝をもっと曲げなさい」と言われて、
「私はダメだ」
と思う人(選手)がいれば、どうでしょう?
おかしな方向に進んでしまいますね。
「膝を曲げなさい」と言われて、「自分がダメだ」と思ってしまえば、膝を曲げることができません。
相手の言葉を正しく理解できていなからですね。
そうすると、膝を曲げないので、シュートが入らないままです。
結果が良い方向へ変わりませんね。
テクニックに対するアドバイスをそのまま受け取らず、「私がダメ」という考えに、ゆがませて解釈してしまったわけです。
解釈のねじれが自己否定を強化してしまいますね。
実は、どのようなアドバイスも、あなたの人間性を否定するものではありません。
あなた自身を否定されるようなものは、実際にはありません。
もしあれば、それはいじめや虐待です。
その場合は、「NO!」と言うか、「直ちに逃げる」ことが必須です。
あなたを否定している場に居続けてはいけません。
そのためにも、冷静な判断や客観視が重要です。
これが技術に対するアドバイスなのか、自分を否定されているいじめ・虐待なのか。
技術・行動で解消できることを求められているのか、それとも、自分を否定されているのか。
それを見極める必要があります。
方法・行動を一時変えれば、結果が変わるのだったら、それを行えば良いですね。
先の例で言えば、簡単に、「膝を曲げる」ことを行えば良いですね。
やって見せれば良いだけです。(ずっとやり続ける必要はありません)
そうすると、結果が変わります。
変わった結果を見ながら、行動を変えたことに対して、ふりかえることができます。
・シュートが入ったから、膝を曲げてよかった
・シュートが入ったが、膝を曲げることは関係なかった
・シュートが入らなかったから、膝を曲げることが問題ではなかった(他に修正点がある)
などなど。
ここで、人間性を問う必要はありません。
そして、この先、膝を曲げるか、曲げないかは、あなたが選択すれば良いのです。
誰に、何を言われようが、
あなたはあなたのままで良いのです。
というか、
そんなに簡単に、あなた自身を変えることはできません。
あなたはあなた自身を抱えて生き続けます。
そして、
究極的に言うと、他の人が伝える技術的なアドバイスを受け入れても、受け入れなくても、良いです。
その選択も、あなた自身が選ぶことができます。
ですから、
もしあなたが、アドバイスを受けた時に、あなたの頭の中で、自己否定が始まったら、ストップしましょう。
誰かのアドバイスをきっかけに、自分で自分を否定する・卑下するスイッチが入ってしまうことに気づきましょう。
そして、
自己否定・自己卑下スイッチが入ったら、すぐに戻しましょう。
オフにするのです。
そして、
「あ〜、やばかった💦
今、 自己否定・自己卑下におちいるところだった。
セーフ!(苦笑)」
と、つぶやきましょう。
それに加えて、
「膝くらい、簡単に、曲げて、相手に見せましょう」
と脳に伝えておきましょう。
そうすると、同じようなことがあったら、膝くらい曲げることができます(技術アドバイスくらいできます)よ
^^