アドバイスを受けた時に、自己否定に向かっていく人 | からだをゆるめて、元気&キレイになる「カラダゆらし」

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アドバイスを受けた時に、自己否定に向かっていく人  

こんにちは YURaRAです。

アドバイスを受けた途端に、自分を否定されたと感じてしまう思考の方がいらっしゃいます。

よくよく考えてみていただくと、アドバイスはテクニックについての話です。

「ここの部分をこのようにしてほしい」

「一つのテクニック(技術)をこのように改良・改善してみて下さい」

という提案ですね。

テクニックに対するアドバイスがあったとしても、それらは人間性の否定ではありません。

例えば、バスケットボールのシュートをする時に、

「もう少し、膝を曲げてみましょう(もっと膝を曲げて!)」

というアドバイスがあります。

このアドバイスは、身体の使い方に改良改善を求めたものです。

ですから、膝を曲げれば良い(膝を深く曲げて、伸ばせば良い)だけです。

その人自身を否定したものではありません。

また、あなた自身を変えなさい、と言うアドバイスでもありません。

膝を曲げるだけのことです。

「シュートを決める(勝利する)ために、膝をもっと曲げなさい」と言われて、

「私はダメだ」

と思う人(選手)がいれば、どうでしょう?

おかしな方向に進んでしまいますね。

「膝を曲げなさい」と言われて、「自分がダメだ」と思ってしまえば、膝を曲げることができません。

相手の言葉を正しく理解できていなからですね。

そうすると、膝を曲げないので、シュートが入らないままです。

結果が良い方向へ変わりませんね。

テクニックに対するアドバイスをそのまま受け取らず、「私がダメ」という考えに、ゆがませて解釈してしまったわけです。

解釈のねじれが自己否定を強化してしまいますね。

実は、どのようなアドバイスも、あなたの人間性を否定するものではありません。

あなた自身を否定されるようなものは、実際にはありません。

もしあれば、それはいじめや虐待です。

その場合は、「NO!」と言うか、「直ちに逃げる」ことが必須です。

あなたを否定している場に居続けてはいけません。

そのためにも、冷静な判断や客観視が重要です。

これが技術に対するアドバイスなのか、自分を否定されているいじめ・虐待なのか。

技術・行動で解消できることを求められているのか、それとも、自分を否定されているのか。

それを見極める必要があります。

方法・行動を一時変えれば、結果が変わるのだったら、それを行えば良いですね。

先の例で言えば、簡単に、「膝を曲げる」ことを行えば良いですね。

やって見せれば良いだけです。(ずっとやり続ける必要はありません)

そうすると、結果が変わります。

変わった結果を見ながら、行動を変えたことに対して、ふりかえることができます。

・シュートが入ったから、膝を曲げてよかった

・シュートが入ったが、膝を曲げることは関係なかった

・シュートが入らなかったから、膝を曲げることが問題ではなかった(他に修正点がある)
などなど。

ここで、人間性を問う必要はありません。

そして、この先、膝を曲げるか、曲げないかは、あなたが選択すれば良いのです。

誰に、何を言われようが、

あなたはあなたのままで良いのです。

というか、

そんなに簡単に、あなた自身を変えることはできません。

あなたはあなた自身を抱えて生き続けます。

そして、

究極的に言うと、他の人が伝える技術的なアドバイスを受け入れても、受け入れなくても、良いです。

その選択も、あなた自身が選ぶことができます。

ですから、

もしあなたが、アドバイスを受けた時に、あなたの頭の中で、自己否定が始まったら、ストップしましょう。

誰かのアドバイスをきっかけに、自分で自分を否定する・卑下するスイッチが入ってしまうことに気づきましょう。

そして、

自己否定・自己卑下スイッチが入ったら、すぐに戻しましょう。

オフにするのです。

そして、

「あ〜、やばかった💦
今、 自己否定・自己卑下におちいるところだった。
セーフ!(苦笑)」

と、つぶやきましょう。

それに加えて、

「膝くらい、簡単に、曲げて、相手に見せましょう」

と脳に伝えておきましょう。

そうすると、同じようなことがあったら、膝くらい曲げることができます(技術アドバイスくらいできます)よ
^^