あ!と驚くほど派手ではない高齢化社会を考える!長寿と健康のアンバランスとは? | 体の悩み解決ブログ

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「日本は高齢化社会の只中にあります」、、などと言われてもピンと来ないけど、と言う人は多いと思います。学校や職場に行ってもどんどん老け顔のメンツが増えてるな、ということも感じませんし、時代はどんどん若いファッションを身に纏い、自分を表現する人が増えているわけですから、ほとんど高齢化社会といえば今より昔のことだろう?と感じてしまう方も多いと思います。


では高齢化社会とはどのような定義に嵌るのでしょう?一般には総人口に占める65歳以上の方の比率が14%を超える社会である、と言われています。この数値から考えて、14?では昔は?といえば、現在から40年ほど遡る昭和45年くらいには半分の7%でした。どうでしょう?やはり30は超えなければ日常的には意識できないね、と感じる方が多いと思います。


また、年代ごとの推移はどうなっているのでしょう?ちょっと大まかですが、13歳ぐらいまでのいわゆる少子と言われる世代が13%と、高齢者の数とほぼ同等レベルです。そして残りの生産年齢と呼ばれる15歳くらいから60歳前半までの方が65%になるわけです。生産年齢と言われるとどうも若々しい感じですが、やはり意識できなくても当たり前、に思えてきます。


生産年齢?高齢化社会は働くことができない人が増えていく社会なのか、とイメージした方も多いと思います。もしそうであれば、やはり生産性が欠如した方を背負っていく若い方が増えてしまうことを意味しますが、65歳以上の方で寝たきりの方の割合は10%程度と言われていますので、介護保険などのシステムができたのも頷ける数値です。またこのような高齢化社会は先進国タイプの人口推移であるとも言えますが、日本は長寿国家としてその地位を不動のものにしています。つまり不健康な状態で長生きする国家、このようなイメージになるわけです。


健康で長寿、これはほとんど理想ではないでしょうか?またこれとは反対の不健康で長寿、というのは対照的にある種地獄のような感じもします。痛みを抱えたまま死ねないとまでは言いませんが、生きていくことが100%楽しくないわけです。もちろんこのイメージはそのまま若い人の将来にも結びつきます。


なぜ長寿なのに不健康なのか、徐々に骨をゆがめたりして腰痛や肩凝りを悪化させて、それがゆくゆくは健康に大きく影響するのだろう、例えばこのように考えることができると思います。仕事といえば相手はソリッドステートなシステムばかりで、柔らかい休日が欲しい、このような生産年齢的イメージが実現するのは、一体いつなのでしょう?