布おむつはO脚を引き起こすか!?オムツの種類と股関節の開きについて | 体の悩み解決ブログ

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赤ちゃんのおむつといえば気になるのがおむつかぶれ、おしっこやうんちの状態が変わってしまいかぶれが出ると、夜中に突然泣き出したりして大変です。またおむつといえば代表的なのが紙おむつと布おむつ、最近は紙おむつを利用する方が多いようですが、紙のものは高価ですし、紙ならクリーンでかぶれないと思ったらかぶれてしまう場合もあります。


また布おむつはどうしても紙より足が多き目に広がってしまうことから、O脚になるのではないかと心配するマザーも多いようですが、ハイハイをする前の赤チャンであれば足が蟹股なのが普通ですから、あまり気にすることはないと思います。赤ちゃんの股関節は90度程度開いているのが自然です。筋肉がこれから成長し、鍛えられる前ですので、足には栄養だけ与えて自然な姿勢を維持するのが一番です。


昔は巻きオムツというのもありましたが、大人と同様に足を巻いてしまうタイプ、これのお陰で股関節が痛んでしまったり、股関節脱臼を頻発する子供も多かったようです。また赤ちゃんを抱っこする時の基本も足を抑えるのはタブーです。股の間に手を入れて重心を安定させることで足が揃わないで済みますし、足を抑えても細くてバランスが悪いことで無意識に抑えないのが普通です。


また布おむつは現代的に見て貧乏臭い、という男親は多いそうですが、女性の立場から見ればまず経済的ですし、紙よりも布のほうが肌触りがよい、紙汚れよりも布汚れのほうが赤ちゃんにとって気持ち悪く、おむつはずれが若干早くなる可能性が大、そして布のほうが交換の頻度が高く、ケアも気を使うのでスキンシップが長持ちする、など、意外に面倒そうでも布のほうが好き、というマザーが多いようです。


不景気のせいもあるかもしれませんが、巷では布おむつ回帰現象が起こっているとも言われています。また昔ながらの布おむつ、いわゆるレトロものも人気です。とてもかわいい、これならおむつ交換がもっと好きになれる、素材も作り方も昔と同じものはかなりおしりに優しそう、と評判です。


2歳ぐらいまではどの赤ちゃんも足を開いたままぐたぐたと歩いています。そして3歳ぐらいで自然と安定してきますので、この時期に色々なチェックをスタートするのが妥当です。それまではおむつのタッチによる微妙な反応の違いをチェックする、程度でいいと思います。


それにしてもO脚を気にする親が増えているようですが、日本人にとってはかなり好ましいことのような気がします。これからはO脚が及ぼしてきた社会現象の変化に注目したい気分です。