~超人的=体づくり~

~超人的=体づくり~

自分の体験を通して、心と体で対話するってことを大切に考えてみました。

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生理痛が年々重くなっていた私。


塊のようなものも混じっているし、鮮血じゃない。

これって、どうしてだろう。


絶対、血液もどろどろなんじゃないか。

と考えた私。


血液検査をしました。

でも、問題はないとの結果。

本当?

いやいや、絶対なんかある~と思った私は、

色々、調べたり聞いたりしてみました。


実は私たち女性(生理のある女性)は

圧倒的に鉄が足りてないらしい。


血液検査では問題ないのに・・・?

普通の貧血の検査ではわからない

貯蔵鉄というものが不足しているらしい。


貯蔵鉄って何?

貧血の検査はいわば、いつも使っている生活費みたいなもの。

でも、そこがショートしたら、

通帳からお金を回しますよね。

貯蔵鉄は、その通帳のようなものらしいです。

毎月、生理のたびに貯金を使い果たしてしまっているらしいです、私たち・・・。


検査項目で言うとフェリチンっていう項目らしいので、

もし機会があったら、病院でリクエストしてみたら・・・。


鉄がしっかりと補充されていないと、栄養素や効果のあるものを

いくら摂っても、体に運ばれないから、

効果も落ちるし、何より、活力が出てこない。


鉄を補給することの必要性を感じた私は

レバーの食べる量を増やしたりもしましたが、

食べ物で摂ろうとすると、生理のある女性は、

よほど食べないとだめらしいということで、

とりあえず、鉄分のサプリを飲むことにしました。


ここでも、鉄について情報が・・・。

無機鉄(ただ、鉄をそのまま入れているだけ)と

有機鉄というのがあり、

病院で処方される鉄剤っていうのは

無機鉄だっていうことを知りました。


難しいことはさておき、要は無機鉄は吸収されにくいってことらしい。

便秘になったり、気持ち悪くなったりという弊害も、起こすんですって。


お勧めは、絶対、有機鉄(豚や鳥などに含まれている)

より人間が吸収する鉄に近い状態で取り入れることが

出来るヘム鉄がいいようです。


価格も薬剤で購入するものより、お高いですが、

体に害のあるものをたくさん摂取するより、

サプリメントとして摂取したほうが、

絶対、体には良いようです。


鉄は、女性の体にとって大切な基本。

ってことを忘れないでください。


色んな栄養に気を使っているのに、

いまいち、効果が少ないと思っている方は、

鉄が足りていないのかもしれません。


羊水穿刺の検査を受けて、帰宅した夜。


主人は羊水穿刺を受ける必要はないと

検査に賛成ではありませんでした。


とにかく、1週間後の検査結果を待つという、

話になって、横になりました。


2時半ごろ、おもらしをするような感触があって、

目が覚めました。

あせって、シーツをみると、

かなりの量の水が・・・。

体を動かすと、さらに流れ出るのが・・・。


とっさに破水だ!と分かりました。

すぐに、横に寝ていた主人を起こし、

「破水だと思う。」と伝えると、

主人もすぐに起きて、病院へ電話をしてくれました。

すぐに病院へ来るようにとのことで、急いで向かいました。


夜中の3時過ぎ、

シートを倒して体を動かさないように、

横になったままで見る、いつもの景色は

ビルの屋根しか見えない不思議なものでした。


病院で用水であるのかどうかの検査をすると、

やっぱり、羊水!!

全部出てしまっているわけではなく、

羊水穿刺の穴が、普通はふさがるのに、

ふさがらずに、徐々に羊水が漏れ出していて、

それが、流れ出たのではないか、ということでした。


当然、そのまま入院。

絶対安静のPICUに直行でした。

それも病院に入ったとたん車いす。

破水以外、どこも痛いところのない私にとって、

すご~く重要な事態なのだということが、

やっとわかってきました。

当然、PICUではトイレも全てベットの上、

食事もできるだけ寝た状態で食べるようにとのこと。

とにかく、主人には長男の世話と仕事に向かってもらったのですが、

一人残された私は、妙に心細く、不安でいっぱいでした。


そんな私に、追い打ちをかけたのが、

いつもの担当の先生が見えて、

「もし、出産を望まれるのであれば、このまま出産まで入院になると思って下さい。

入院していたからといって、出産を迎えられるとも限りません。

第二子でもあるし、よくご主人とご相談の上、

羊水穿刺の結果も出ますから、その後,お返事ください。」

というような趣旨の話をされたことです。

中絶を勧めてる?


もう駄目なのか~。という思いと、

なぜ、羊水穿刺をしてしまったのだろうという思いと・・・。

(羊水穿刺だけが原因ではないことは後でお話しますが、

 この時はそう思っていました。)


そんなことを考えていると、どうしても

この子を産みたいという思いが強くなり、

どんな子供であったとしても、

この命を守りたいっという思いが強くなりました。

そうすると、そう思えるなら、

なんで、そもそも羊水穿刺なんて受けたんだろう・・・。


なんて、堂々巡り。


夜、仕事が終わった主人が来るまでの時間、

ずっとずっとそんなことばかり、考えていたのです。










アラフォーでの高齢出産となった私。

とにかく12週を流産なく超えられた~と思ったのもつかの間。


本当に私って、自分勝手ですが、

あんなに待ち望んだ妊娠のはずなのに、

今度は、高齢出産による遺伝子異常が

心配で・・・。


羊水穿刺はリスクがあることもわかっていましたし、

なんか命を冒涜するような気もして、

賛否両論あるのはわかっていましたが、

40歳過ぎて生むということは、

その子が成人する頃は60歳。

もし、日常生活をフォローしなければならない子供だったとしても、

結局、最後は長男に面倒を頼まなければならないのではないかと考え、

羊水穿刺を受けようと決めました。


羊水穿刺を受けたのは16週目に入ったところでした。


とにかく、15年ぶりの妊婦生活ですし、

そろそろ仕事も中断しようと考えていましたが、

なかなか引き継ぎが終わらずに、

前日まで、仕事をして、

当日、お休みを貰って、病院に向かいました。


病院に到着すると、すぐに検査専用の病室へ

案内され、横になって待っていました。


先生が入ってこられるとすぐに、

超音波検査をして、胎盤の位置などを確認しました。

お腹の上に、印をつけて、

そこから長~い針を一気に差し込みました。


痛みは若干ありましたが、

想像していたものよりはるかに楽なものでした。

痛みより、怖さのほうが強かったかもしれません。


そして、病室でしばらく様子を見てから、

結果が出るには1週間ほどかかるということで、

その日はそのまま帰宅しました。


この羊水穿刺の日、この後起ることをこの時は全く

考えていませんでした。