◆KaQのタンゴへの道 「10の練習より1の本番①」
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ダンスを始めてから時々聞く言葉です。
「10の練習より1の本番」
ダンサーにとっての本番は、人前で踊ること、ですね。
タンゴやサルサの人にとっては、ミロンガやパーティーで踊ることも
本番なんだと思います。
先日の日曜に地元の小学校で自分が教えている生徒たちが踊りました。
踊るナンバーは昨年の11月に本番を終えた曲。
自分にとっても生徒にとっても、久しぶり過ぎる曲。
小学校での教えは期間が限定されていて、
この振付は昨年の6月~11月の間に練習したものなんです。
それから年を明けて3ヶ月、一切踊っていない曲です。
それでも小学校の校庭で開催される地元のお祭りで踊って欲しい、
というオファーをいただいたので、
急遽担当のPTAの方に連絡をし前日の土曜にリハができる手配を
していただきました。
リハーサルでは、本当に久しぶりに会うみんなの顔、
それでもあら不思議、音楽をかけるとちゃんとみんな振付を覚えているんですね!
(正直自分が一番忘れていたかも)
お祭り出演が嬉しくて自分でビデオを見返して覚えてきてくれた子もいました。
ちょっと忘れていた子も何回か踊るとすぐに踊りだしました。
そしてそして、土曜のリハの時にはもう昨年の11月に踊ったときよりも、
みんなうまく踊っていました。
その間、一切リハは無かったのですが。
そしてそして、次の日の本番はさらに驚くべきことに、
前日の土曜のリハよりももっと上手に踊れるようになっているみんながいました!
こういう瞬間に立ち会うと先生としては本当に感動します。
例えば校庭でやることとか、
3ヶ月踊っていない振付を躍らせることだったり、
不安要素はいくらでもありましたが、
それでも本番は本番!
出演させてあげられて本当に良かったです。
ではなんで練習よりも本番を踏んだほうがいいのか?
長くなったのでそれはまた次週、
このコラムに書こうと思います。
みなさま、ぜひショーでもミロンガでも、
気後れせずに挑戦してみてくださいね。