実話を基に作られた映画
『路上のソリスト』

新聞記者のスティーブ・ロペスは
路上で2弦のバイオリンを演奏するホームレスのラサニエルに偶然出会う。
ラサニエルはかつてジュリアードでチェロを学んでいたという。
ラサニエルのことをコラムに書こうと思い、彼に接近するロペス。
なぜラサニエルは才能がありながら、ホームレスになったのか?
一体どのような人生を歩んできたのか?
ロペスは、次第に深くラサニエルと係わっていくようになる。


深い~。
彼の為に手を差し伸べたつもりだった。
良かれと思ってやったことだった。
一体何が正しくて、何が間違っているのだろうか。
観ている私にも勿論分かるはずもない。

チェロを弾いた途端に、ラサニエルの周りの空気が変わっていく。
それを見事に表現していると思った。

今もなお、ラサニエルはあの場所に暮らしている、と最後に字幕で出てきた。
ラサニエルのチェロ聴いてみたいな。