今年の夏、
母と東京のいわさきちひろ美術館へ。
母が学生のとき訪れた場所であり、私の名前が決まった場所でもあった。昔からその話を聞かされていたから、訪れるのを本当に楽しみにしていた。
美術館は元々彼女が住んでいた家を元に建てたもの。彼女のアトリエも再現されていて、まるで今も彼女がそこで絵を描いているような。そんな素敵な空間だった。
彼女の生きてきた足跡。そして一つのエッセイが、頭から離れなくなった。
『大人になること』
まさにそうだと。
私は過去には戻りたくない。もし過去へ戻ったら別な選択をできるかもしれない。でも別な私になっているかもしれない。
自分のことが好きだとは言えない。だけど昔よりは自分のことを許せるようになった。
だから今の私でいたい。でももっともっと磨かれたい。立ち止まりたくはない。けどそれも1人ではできない。共に学び合える人たちがいるからこそ、歩み続けることが出来る。
苦しいこともつらいことも変わらずある。だけど生きている。
もっと人を愛していけるように。許していけるように。