僕の妻はカピバラ
最近残業で終電の僕に、毎日美味しいご飯を作ってくれている。
今日のご飯は、濃厚鶏白湯スープに半田麺（ソーメンの少し太い版。これがまたうまい
）をつけて食べる。手作りのレアチャーシュー入り。
…らしい
そう。残業中にLINEで写メして飯テロしてくる。
それが僕のカピバラ妻である
基本的に僕と同じ住民所在地の2階にある布団の上が棲家
である。
鶴でもないのに棲家から出て昼には出稼ぎ
に、子供のお迎え、ご飯作り
もしてくれるスーパーカピバラ妻なのである
しかし、契約書上では三食昼寝付きだったと、時々不満が聞こえる
そんな時は足を揉みまくって早めに寝かせることにする。苦情は早めに処理
これは苦情処理の基本である。
次の日
「私なんか怒ってた気がするだけど…何怒ってたか忘れちゃったー
ねーねー、なんで私怒ってたんだっけー」
と僕に巻きついてくる
怒っていてもさくっと忘れてくれる、脳の小さい可愛いカピバラ妻なのである