臨機応変 | 中央線大家の日記

中央線大家の日記

中央線沿線に生息する大家の日常です。

金融機関というのは、サービス業の一種ですので、

 

形のある商品を販売している訳ではありません。

 

銀行がわかり易いのですが、いくら財務内容が良くても

 

預金者が不安にかられて、一斉に資金が引き出されてしまいますと、

 

何にも出来なくなってしまいます。

 

山一や拓銀、長信銀、日債銀等、数多くの金融機関が破綻した金融危機時、

 

私が勤めていた証券会社も株券や資金がバンバン引き出されて、

 

顧客は、半ばパニックの様な感じになってました。

 

今回、アメリカ当局は、預金保証の上限を取っ払って、

 

預金は全額保証するというふうに動いてるようです。

 

これで終息するかどうかわかりませんが、この辺の臨機応変なスピード感ある

 

対応はさすがアメリカだなと感じる次第です。

 

日本でも、金融当局は、この手の情報発信にかなりナーバスに

 

なってくるかもしれませんから、

 

細かい金融法制等に抵触しないよう、

 

情報発信には、より一層注意を払うようにしたいと思います。