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3歳になった頃からでしょうか。

それまで従順だった娘が、何かにつけて

親の言うことに反旗を翻すようになりました。

プチ反抗期ですね。

反抗期といっても、別に

盗んだバイクで走り出したり、

夜の校舎で窓ガラスを壊し続けたり、

しゃがれたブルースを聴きながらセンチなため息をついたり、

そういうことをしているわけではありません。

むしろ、

電車の中で押し合う背中にいくつものドラマを感じて、

親の背中にひたむきさを感じて、

ふと、涙してしまう、

そんなふうに、根は優しい子です。

先日も、妻が足の小指をタンスの角にぶつけて

痛くてうずくまっているのを見て、

「ママ、痛くてかわいそう」と泣き出してしまったくらい。

人の痛みがわかる子なんですね。

ただ、親の言うことに対して、最低1回は「いや!」

って言いたいだけみたいです。


ちょっと手がかかるかなーとは思いましたが、

対処法は簡単でした。

最初から、逆のことを言えばいいんです。


たとえば、「お風呂に入りなさい」と、言うと

「いや、お風呂入らない」となるわけですが、

「パパとお風呂に入ろう」というと、

「いや、ママと入る」となるわけです。

こうして、早く風呂に入ってほしいときは

こういう対処をするわけですが、なぜか

「ママとお風呂に入りなさい」と言うと、

「いや、パパと」とはならないのが悲しい。


反抗期なんじゃなくて、純粋にパパが嫌いなんじゃ…

うっせーな。

僕の中では、あくまで反抗期です。

そういえば、僕がすべって壁に頭を打って

もんどりうっていたときは、娘は爆笑していました。

この扱いの差はなんなんだ。

東京に帰ってきて、娘を保育園に送るのが、僕の日課になりました。

保育園についたら、まずは娘の体温をチェック。その間に、

食事やおやつの時にお手拭代わりになるハンドタオルや前掛け、

着替えなどをセッティングします。

最近の娘は、実に冷たくて、体温計がピピッとなると、

「はい、おしまい、ばいばい」と、体温計を僕に渡して、

その後見向きもせず、意気揚々と遊び部屋に入ってしまいます。

そもそも、僕が保育園に送っていって、

「パパともっと一緒にいたい」などとごねたことは一度もありません。

手がかからないのは大変結構なのですが、

娘の背中を見て、若干切ないものを感じます。

あくまで、反抗期なんです。

恒久的なものじゃないんです。



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