久しぶりにいくつものメディアにとりあげられているような気がする香港映画。最近北京語ばかり聞いてたから広東語も恋しい。新宿へ「寒戰」を観にいった。
大きなスクリーンで観たかったから、15:25の回を狙って行ったのだけど、なんと立ち見! 純粋な香港製作映画では近年なかったことでは…。
すぐ観られなかったのは残念だったが、嬉しさが勝った。期待も高まる。
六本木でやっていた香港ライブというイベントをのぞいたりして時間をつぶし、夜の回へ。
小さなスクリーンにちょっとがっかりしたが、観はじめたらそんなことは忘れた。
香港警察を舞台にしたサスペンスアクション。同時に起きた爆破事件と警官拉致事件。内通者がいるのか。長官不在の状況で、捜査の指揮をめぐって現場のたたき上げと、事務方のエリートの二人の副長官が対立する。
めまぐるしい展開に必死についていく。引っ張られる。おもしろい。
「香港は法律と市民の安全を守る」と誇らしげに語る保安局長の劉徳華。そんな香港をのみこもうとする、かの国のことが頭をよぎる。
何より感激したのは香港の街が迫力いっぱいに、かっこよく撮られていたこと。
俳優もいい。アーロン郭富城、いつの間にかナイスミドル(古い?)になりましたね。顔はいいのになぜか奇怪な衣装をよく着ていたという印象が強くて。すっかり組織のトップを演じられる大人の役者になったんだと感慨。
梁家輝は正直、昔から苦手です。あの声が。声は天性のものだからどうしようもないけれど。なのでノーコメント。
「李小龍」で、ブルース・リーを熱演したアーリフ李治廷。フレッシュでいいじゃないですか。今後に期待。
銭嘉楽はしぶかったし、アンディ安志杰はかっこいいのに、やっぱりああゆう役なのね。點解?
香港映画が元気がなくなったころ、わたしの興味も薄れていった。
中国との合作が増え、香港映画は先細りに…これも時の流れかと思ったけど、どっこい生きてる港片をわたしは支持します。
