ほしいものが思い浮かばない
若い頃、ほしいものに溢れていたので、ほしいものがないということの意味が全く分かりませんでしたし、自分はそうならないと思っていました。
ところが、ここ1年ほどほしいものがパッと出てこないのです。
あったらいいな
必要だな
便利そうだな
というのはあるんですけれど、これほしい!!とどうやっても手に入れたいようなものというものがないのです。
もらったら嬉しい、あったら素敵だなというものはあるんですけど、ほしいのか?絶対にと聞かれるとわからないんです。
なくても別に死なないし、困らないし、今あるもので十分だしと。
自分がこの感覚になってやっと、自分の母親がずっと同じ服を着ていたのかが、同じ鞄を使っていたのかが分かりました。
母は私より物欲がほぼない人ですが、子供の頃はそれなりになんかちょこっと買ってたんです。
でもいつからか、新しいものを欲しないなと感じていました。
何年前のカーディガンをいつまできてるのよ?と突っ込んだことがあるほど、物持ちがよくこだわりがないのです。
ずっと同じとか嫌やし、無理やし、って思ってたんですけどね
あー、こういうことかと。
欲しいものがなくなっていくということは、有るに目を向けられているということなんだなと。
何かで満たさないといけないような欠乏がないんだわということです。
お金とか仕事か人脈とか、そういうものではなく
購入して手に入れる、という部分に限ると、人は満たされると求めなくなるように感じます。
5年前着物を来始めた頃は、あれもこれも欲しかったですし、色々揃えたかったです。
今は着物を安く手に入れる手段がたくさん有るので、色々工夫をして増やしました。
入れ替わりをしながら、今は自分が好きなものが一年分揃っています。
帯も小物も揃っています。
となると、ここから増やすと、しまう場所が必要なのです。
もう入らない(苦笑)
となると、有るからいいよねと、入んないしさと、気にならなくなりました。
新作も別に特に、素敵だなとは思っても、私はもう揃ってるからと。
歳を重ねたら物欲が収まっていくということよりも、有るに気づけたら、受け止められたら変わっていくんでしょうね。
代わりにやりたいことはどんどん増えています。
物より体験、お金で買えないものに意識が向いています。
欲しいものがなくなるというのも、大人になるということかも。
もったいないから、まだ使えるから、だけではない丁寧さが広がっていくのが、アラフィフからの変化なのかもしれませんね。
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