今日は、朝から姉の入院している病院へ

 

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先週の金曜日から抗がん剤の為に入院していた姉の

 

退院日。

 

つまり荷物持ちです。

 

その後、仕事へ行きました。

 

 

骨転移からのスタートだった姉が折れた骨は

 

右上腕部。

 

後遺症が残り腕が肩より上に上がらなくなり

 

身体障害者の認定を受けました。

 

全身の骨がもろくなっているので、大きな荷物なんて

 

持てないし、自分の髪を洗えません。

 

だから、髪も十年近く私が洗って乾かす。

 

そんな生活が続いていました。

 

 

しかし、妹が発病してからは、姉は自分でシャワーを頭からかぶり

 

シャンプーを振り掛ける。

 

独自のシャンプー法を、考案し実行している様です。

 

やれば出来るんだ・・・

 

なんて、言っていますが

 

私の負担を減らす為にやってくれている事なので

 

申し訳ない気持ちになってしまいます。

 

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また来週には入院します・・・

 

抗がん剤は回数が決まっていません。

 

肺に転移してからずっと・・・

 

 

 

いつまで続ければいいんだろう・・・

 

入院の前日に号泣する事もしばしば・・・

 

 

そんな姉に一喝を入れるのは妹。

 

『生きたいなら続けるしかないんじゃないの?』

 

家族の誰もが言えない一言。

 

車いすに乗った妹が、言ってしまいます。

 

とたんに姉は泣き止めます。

 

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こんな涙を誘うドラマみたいな家族の光景。

 

想像した事なんてありませんでした。

 

残念ながら

 

空想でも夢でもない。

 

 

これは現実なんです。

 

 

私に出来る事は、何なんだろう・・・

 

そう自分に問いかけながら

 

介護生活を続ける日々。