妹の肝臓に転移していた癌が

薄くなっている。

とドクターに言われて

妹は、号泣していました。



健康な人には

この号泣の意味は

分からないでしょう。


私も嬉しかったけど、

これもまた妹にしか

分からない。



抗がん剤は、良くないとか

色々ネットで言われていますが


これは、生きようとしている

本人の選択なのですから

使える手段は全て使って

生きていたい。


それで良いのだと。


自分の人生は、自分のモノ。


病気も障害も

本人にしか分からない。


一度、癌になったら

考え方が変わる。

命ってこんなに儚いのか?と




幸せになりたい。と

幸せになるには?と

疑問を掲げる前に

健康で自分の足で歩いて

自分の目で耳で

情報を掴んで…頭で考えて

そんな当たり前の生活に

日々、感謝する事を

心に刻み込んだ後、

幸せ探せばいいと思います。





妹は、歩けない。

でも車椅子で自走出来る。

一生寝たきりを覚悟した中で

ここまで這い上がれた事に

感謝している筈なのに

早く歩きたくてたまらない。(笑)


終末期とドクターに宣告された

あの日から4カ月。





こうなってみて辛い事は

山ほどあるけれど

知らなかった事

出会えなかった人々

自分の弱さも自覚出来たし

周りの人の本当の冷たさ

暖かい人々は、とことん暖かい事も

学びました。


たった一度の人生。

これも私の人生なんだと。

やっと少しずつ受け入れられる

今日この頃です。