すす

こんにちは！

産後うつゼロ！

笑顔で楽しい子育てを応援！

助産師のむらかみ　かおるです

いきなりクイズです

下記の①〜④の中で、

窒息に繋がりそうな例は

どれでしょう？

①４歳の子にブドウを１個あげる。

②親が見ているので、2歳の子に

ブドウを１個あげる。

③5歳の子にピーナッツをあげる。

④10歳の子が走りながらパンを食べる。

早く正解が知りたい方は、

最後までスクロールして下さいね

子どもは大人より、ずっとずっと

食べ物を喉に詰めやすいです

それには、

3つの要因があると思います。

1.子どもは噛む力が弱い！

生後５、６か月を目安に、

なめらかにすりつぶしたおかゆから

始める離乳食。

少しずつ固さや大きさを調整して、

３，４歳頃には大人と同じものが

食べれるようになってきます。

しかし、

乳歯が生え揃う3、４歳でも

噛む力は大人の1/4。

５歳で1/3。

10歳でも1/2しかありません。

噛めないものは丸呑みしてしまうのですね

そして、

子どもは咳をする力が弱いため、

何か詰まったと思っても、

自力で出すことが難しい

しっかり噛めて、飲み込むことができるように

なってくるのは、６歳以降といわれています。

ですから、それまでは、

まだまだ固さや大きさに配慮が必要な時期です。

「もうこの年齢だから」と判断するのは

とっても危険！！

日頃からお子さんの嚙む力や飲み込みの状態

などを気にしてあげてくださいね

２.子どもの口の大きさ

口の大きさは、

３，４歳の子どもで直径４㎝の大きさ。

ちょうどトイレットペーパーの芯に

例えられることが多いですね。

母子手帳にも書かれているので、

知っているお母さんは多いのかなー

と思います。

この大きさのおもちゃ、特に丸くてつるっと

しているもの（ビー玉、スーパーポール等）は

口の中にすっぽり入って、

そのまま喉に詰めてしまいます

出そうにも咳をする力が弱いので、

自力で出すこともできません

今までの事例でも、

２～３㎝の大きさで丸いものは

窒息のリスクが極めて高いです！

３.子どもの行動

実は１㎝くらいのものでも

喉に詰めてしまうことがあります。

２歳の子が、食べ物を口に入れたまま

部屋を走り回ったときに、

6～７㎜程度のお菓子が気管の中に

入ってしまったという事例があります。

走り回るだけではなく、口の中に食べ物が

入った状態で、泣いたり、笑ったり、

驚いたりすると、そのはずみで

食べ物を喉に詰まらせてしまう

危険もあります。

また、口の中に詰め込み過ぎて

しまって、噛めず、飲み込むことも

できなくなってしまったなども

よくあります。

そして、年上のきょうだいがいる場合、

同じものを食べたがって、

お兄ちゃん・お姉ちゃんが与えてしまう

ことにも注意が必要です。

年齢や発達段階によって安全に食べられる

食べ物や形状が違うこと、

食事中のマナーについて、ルールを決めて

おくことも、家族で楽しく食事を

楽しむためには大切かもしれませんね

クイズの答え：①～④全部です！

次回は、

他にも注意する食べ物は？？

についてお届けしますお楽しみに

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子どもと楽しく食事するために知ってほしい３つのこと！