2015年の8月から取り組んできた千羽鶴がようやく完成し、2016年度の活動開始に合わせた昨日、いわき市の【千日紅の会】様宛に発送しました。
放課後学級の講座参加メンバーをはじめ
PTAのお祭りに参加してくれた259名の児童
その他、うっかりわたしと目が合ってしまった100名以上のご協力者の皆々様。
PTAのお祭りに参加してくれた259名の児童
その他、うっかりわたしと目が合ってしまった100名以上のご協力者の皆々様。
総勢約450人の『想い』が、ここにひとつになりました。
ツルを回収する間、いつもとても不思議で
いつもとてもありがたいと思っていたことは
ツルを折って下さった方が、皆さんが必ずと言っていいほど「ありがとう」「お願いします」と言って下さったことです。
この千羽鶴は、そんな「ありがとう」がいっぱいつまった『感謝と愛情の集合体』です。
正直「そんなことして何になるの?」と言われたこともあります。
想定内でしたけど。
想定内でしたけど。
確かに、千羽鶴は食べられませんし、雨風をしのぐこともできません。
復興地の方々には大して意味のないことかもしれません。
復興地の方々には大して意味のないことかもしれません。
でも、これに携わった約350人の児童たちは、確実に『目の前に居ない誰かのために何かをする経験』をさせていただくことができました。
彼らの心には『見返りを求めない奉仕の気持ち』をたとえ瞬間的でも持つことができました。
彼らの心には『見返りを求めない奉仕の気持ち』をたとえ瞬間的でも持つことができました。
ちなみに「なんのために?」「何になるの?」という疑問は、大人からしか聞くことはありませんでした。
この千羽鶴は、早い段階で贈り先が決まりましたが、申し訳ないと思いつつ、贈ることの意味は半分で、残りはわたしの小さな仲間たちが貴重な経験をさせていただくためのことで、贈り先は最大の協力者であるとはじめから考えていました。
だから、千羽鶴は『贈る』のではなく『受け取っていただく』のだと彼らには常々言ってきました。
彼らは深くは考えていないかもしれません。
そして、きっとすぐに忘れてしまうかもしれません。
いや、もう既に忘れているかもしれません(笑)
でも、それは全く問題ではないと思っています。
今回、この【1854羽】にもなる千羽鶴を一緒に折って下さった皆様、
各方面で惜しみない協力を下さった皆様
わたしの可愛い仲間たちに貴重な経験をさせていただき、本当に本当に、本当にありがとうございました︎
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後日【千日紅の会】会長の小島様より、お電話を頂戴し、電話の向こうとこちらで、ともに泣きながらお話させていただきました。
「こんなに時間が経っても、いわきのことを思ってくれる人がいることを知り、支援活動を続ける上でとても励みになりました。
千羽鶴って、簡単じゃないのよね。ものすごく大変よね。それを、こんなにたくさん、本当にありがとう!
名古屋の皆さまに感謝します。
名古屋の皆さまに感謝します。
お金やモノではない、心からの支援をいただき、本当に嬉しく思います。必ず、どこかで活かしていきます。
あなた方の様な優しい若い人たちが、これからの日本で活躍してくださいね。」
わたしの母よりも少し歳上と思われる会長さんは、穏やかで、優しくて、あたたかい言葉で包んでくださり、何度も何度も何度もお礼を言ってくださいました。
わたしも負けずに何度も何度も何度もお礼を言わせていただき、お会いしたことはありませんが、本当にお人柄が伝わってきて、もぉ、最後は号泣してしまいました。
正直、千羽鶴なんて邪魔になるだけで嫌がられるのではなかろうかと思って挫けそうな時もありましたが、本当に本当に、やらせていただいてよかったと、今日、心から思いました。
今、熊本では大変な思いをされている被災者の方々が大勢いらっしゃいます。
熊本に向けて、わたし達のできることを、今、懸命に探しています。
でも、東北だって、まだまだ復興の最中に変わりありません。
これからも、わたし達にできることを
引き続き、考えて行きたいと思います。
引き続き、考えて行きたいと思います。
長文をお読みくださり、本当にありがとうございます。