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夏に剪定した月桂樹がぐんぐん新しい葉を茂らせてきましたので、
大きく育ってしまわないように刈り込みました。
剪定した甲斐あってとてもきれいな葉が育っていました。
剪定した切り口からゾワゾワッと新芽が出ているのを見ると
その生命力に圧倒されそうです。
月桂樹は、南ヨーロッパ原産とする常緑性の小高木です。
古代のオリンピックでは、月桂樹の枝で作られた冠が勝者に贈られていました。
２～３日干したらカリカリのドライになりました。
月桂樹の葉は、生の状態よりも乾燥させたものの方が強い香りになります。
カレーやスープに数枚入れると、味がぐんとよくなります。
月桂樹の葉には、ビタミンB1・B2が含まれています。
ビタミンB1は糖質の代謝を助けて疲労回復を促します。
ビタミンB2は細胞の新陳代謝を活発にして皮膚や粘膜の強壮に役立ちます。
また香り成分であるシネオール、オイゲノール、ピネン、サビネンがあります。
シネオールは胆汁の分泌や利尿の促進、肝臓や腎臓の機能を高めます。
オイゲノールは殺菌作用、ピネンやサビネンは炎症を抑える効果があります。
また、月桂樹の香りは、情緒を落ち着かせるといわれています。
まとめるとこんな感じです
1. 消化を促進する
2. 皮膚トラブルの解消
3. 炎症を抑える
4. 抗酸化作用
5. 血行促進
料理に使うだけでなく、葉っぱをミルにかけてお湯で煮出してお茶にしたり、葉をお風呂に入れて香りを楽しんで薬効を体感したいですね。
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