一昨年の春ごろ、新型コロナウィルス第1波の時に、ロンドン市内の医療従事者の感染状況や免疫の反応を調べたら、全体のおよそ15%は一度も感染せず、PCRなどの検査で陽性にならない人がいて、その人たちの血液を調べたところ、ある共通点あったそうです。

それは、免疫細胞のなかでも『T細胞』が体内で増加していたということでした。
T細胞とは、がん細胞やウィルス感染細胞などの異常細胞を見つけて、攻撃、排除する機能を持つ免疫細胞です。

ということは感染予防はT細胞が決めて!!
T細胞の働きによって感染の初期段階で体内でウィルスの増殖を抑え、感染を防ぐことができたのでしょう。

感染予防にはT細胞を活性化する仕組みを作ることが重要ということになります。そして、T細胞はウィルスに感染した細胞そのものを攻撃するので、変異株にもそのほかの感染症にも効果を発揮します。

ではどうしたらT細胞を活性化する仕組みを作れるのか?
健康に必要なの3つのこと、十分な栄養質の良い睡眠適度な運動、はもちろんですが、アロマセラピーにできることがありそうです。



アロマセラピーではおなじみの精油ティーツリーは、精油の中でも最も、免疫賦活作用が高いと言われます。
(免疫賦活作用とは免疫を活発にすること)

ティーツリーはオーストラリア原産の常緑樹です。生命力が非常に強く、幹を切っても生長を続けるほど力強い木です。古くはオーストラリアの先住民のアボリジニが、ティーツリーを万能薬として感染症などの様々な病気や傷の手当に使ってきました。

肌への刺激も少ない精油ですので、簡単に使えるのも嬉しい点です。芳香浴、入浴、植物オイルで希釈してマッサージするなど、いろいろな方法でティーツリーを活用したいと思います。

T細胞が活躍してくれるといいな!


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