「彼女を愛しているのね。」


もう20数年位前かな。もういつだったか

うろ覚え。


こうして月日が経って、段々と記憶の外へ外へ。


彼女に愛情があるのか?


私の問いに元夫は、中々返事をしない。

元々、口数は少ない人。


私に気を使ってでも無さそう。


凄く考えて、「愛じゃないな。う〜ん、あえて言えば

情かなぁ」 


「え?どーいう事?」 愛か情か?


私としては、「すまん、たった一度の過ちで、相手が

しつこくて、愛はなかった。」と言って欲しかった。


勿論、一度でもダメですよ。浮気は。


浮気が本気になったね。


本に曰く、「最初はなくてはならない人だった」と。


最初は?じゃあ今は?


私の事は「嫌いになった訳じゃないよ。」

嬉しく無い!


彼の性格的には、自己中と片付けれないところがあります。


「彼女が自分を諦めてくれたら、そりゃあもうすぐ

別れれる」と言う。


彼の中では、泣きつく女を足蹴にする事が

どーしても出来ない弱さがあります。


その弱さは、見方に寄っては優しさだったり

優柔不断だったり。


彼女は、その辺り、よーく分かってます。

年の功か職業柄でしょうか?(弱点を知ってる)


兎に角、不倫期間が長い。

どちらの家が家庭か分からない位。


腐れ縁の情ってそこまで強いのでしょうか?


娘達、親がいて、ずーっと暮らしていた家庭の情は?

こちらは腐れ縁じゃなく、深い絆の縁のはず。


今更何言っていても仕方ない。


結果が全て!


でも、何故?を解き明かさないと私の中では

解決とならないのですよ。


彼本人も分からないかも知れませんが、


私が納得する答えが欲しいんです。

うすうすは感じるものはあるんです。


全てを諦めればいい話なんですけどね。

私もしぶとい。


秋を感じる今日、雨もシトシト。

こんな日は、ヘタレは更にヘタレます。ショボーン