鷲峰山 高台寺 行ってきました。
京都東山の山麓 八阪神社の東北に位置します。
桜の季節も終わり おまけに天気予報も雨
でも、私のお休みはこの日しかなく、決行!
肌で感じてこそ 感動を伴うと思っているので、
出来るだけ外に出る派。
こんにちは
イベントコーディネーター 堀 薫です。
京都も四条通りは凄い人でしたが、
少し離れると人もまばら。
一瞬の雨もあったけど、もろにはかぶらず、
雨に洗い流された空気で 景色の美しさは倍増。
天気予報の裏をかいて
全ては いい方向へ
やっぱり 私 ツイテル☆
桃山時代を代表する庭園
静けさの中、心が洗われるよう
座り込んで しばらくボーっと眺めてしまいました。
枝垂れ桜は 見ることができなかったけど、
目に鮮やかな緑。
こんな静寂な空間で 日常と離れたひと時を過ごせて
よかった。
ベストシーズンは やはり桜と紅葉
(写真 お借りしました)
高台寺といえば、
豊臣 秀吉の妻 北政所ねねの終焉の地
秀吉没後 菩提を弔うために開創されたお寺です。
ねねは 77歳で没するまでの19年間、この地で余生を送りました。
秀吉とねねをお祀りしている霊屋は 重要文化財。
この下に ねねのお骨が納めされていると 説明を受けました。
ねねは なぜ ここを選んだのか?
それは ちょうど秀吉の墓と向かい合わせの位置にあるから
この時代に 自由恋愛で結ばれた武将夫婦は そうそういなかったと思われます。
亡くしても繋がりを求め続けていたのかもしれません。
境内を進んで小高い山の方へ向かうと、
見えてくるのは…
茶室
伏見から移建したもので 趣きがあります。
カラカサを開いたように見える 傘亭と
それに つながっているのは
時雨亭
土間廊下で 行き来できるようになっています。
山の中のお茶室。
こんな景色の中でお茶を嗜んでいたんだなぁ
戦国の世を過ごしてきて 天下をとった夫、
夫婦は幸せだったのだろうか?
今でも 秀吉と向かい合わせの ねね
高台寺は 枯山水の織りなす庭園の美しさを眺めて
秀吉とねねに思いを馳せる
そんなお寺でした。
観光客が少なかったので、静かに考える時間もあって、こんな感情が持てたのだと思います。
あえて時期を外すのも 悪くない!
出かけると 学びや感動に出会えます。
大切な時間です。
こんな時間をみんなと共有できる人になりたいな。
いつも 読んでいただいて ありがとうございます。
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