やまとなかおり −ちょっぴりためになる日本文化のおはなし

やまとなかおり −ちょっぴりためになる日本文化のおはなし

日本の素晴らしさをたくさんの方と共有しながら、もっと素敵な日本を見つけていきたい✨

Amebaでブログを始めよう!
今日は二十四節気の【春分】。
祝日にもなっているので、よく知られている節気のひとつですね。
国民の祝日に関する法律ではこの日を「自然をたたえ、生物をいつくしむ」と定めていますが、みなさまはどのようなお心持ちで過ごされたでしょうか。

さて。
春分は、太陽が真東から昇り真西に沈み、昼夜の長さがほぼ同じになります。
春分を過ぎると夏至までは昼の時間が長くなるので、これから少しずつ日が長くなるということです。

春分は、二十四節気では3月21日頃〜4月4日頃までの期間を指し、
七十二候は
3月21日〜25日頃
雀始巣(すずめはじめてすくう)
 …雀が巣を作り始める頃。
3月26日〜30日頃
桜始開(さくらはじめてひらく)
 …桜の花が咲き始める頃。
3月31日〜4月4日頃
雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)
 …春の訪れを告げる雷が鳴り始める頃。

春分の前後3日間を合わせた7日間を「春の彼岸」、ちょうど真ん中にあたる春分を「彼岸の中日」とも呼びます。
「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われますが、そろそろ寒さも落ち着くのでしょうか。。。



via やまとなかおり
Your own website,
Ameba Ownd

平成31年3月6日

今日は、二十四節気の【啓蟄(けいちつ)】です。

二十四節気は、その年により日にちが変わりますので、元号から表記してみました。


啓蟄とは、冬ごもりしている虫たちが土の中から這い出てくる頃という意味があり、春の季語となっています。



更に、七十二候では

3月6日~10日

蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

 …冬眠をしていた生き物たちが目覚め始める


3月11日~15日

桃始笑(ももはじめてさく)

 …桃の花が咲き始める


3月16日~20日

菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

 …越冬したさなぎが羽化し、蝶となる



小学生の頃、朝の会で担任の先生が啓蟄の日にこのお話をして下さったのですが、虫好きの私にはそのお話がすぐに映像化されて印象深く残っていました。

雪が残る野山で、春らしい陽射しを感じて「そろそろ春がきたかな?」と生き物が這い出てくる様子を想像すると、春が訪れる喜びを共有できているような、嬉しい気持ちになるのです。


春という字の下に虫を2つ付けると「蠢く(うごめく)」という漢字になりますね。

虫たちは今頃、蠢いているのでしょうか…♥





via やまとなかおり
Your own website,
Ameba Ownd

ひなまつりは「上巳の節供」とも言われますが、みなさまは起源をご存じでしょうか?

 

中国では陰暦最初の巳の日に水辺に出て禊を行い、酒を飲んで祓う習慣がありました。

これが次第に「踏青(とうせい)」と呼ばれる、春の青い草を踏むピクニックのようなものに変化し、更に「曲水の宴」という、雅な遊びになってゆきます。

曲水の宴は、曲がりくねった小川などのほとりに座り、上流から流れてくる盃が自分の前を通過するまでに詩を詠み、その盃で酒を飲んで更に盃を次の方へ流す…というもの。

これが中国から日本に伝わり、日本の信仰や文化などと結びついて形を変えていきます。

 

日本には古来より、人形(ひとがた)で自分の身体を撫でて穢れを人形に移し、それを海や川などに流すことで厄災を祓う信仰がありました。

 

この人形の信仰と曲水の宴が融合して、流し雛の起源となったと考えられています。

平安時代には、雛(ひいな)と呼ばれる小さな男女の人形を作ってままごとのように遊ぶ「雛遊び」があり、室町時代になると3月3日が「雛遊びの日」と定められました。

これらが相まって現在のひなまつりの形へ変わっていきます。

ちなみに、現在のように雛人形が飾られるようになったのは江戸時代に入ってからのようです。

 

もとより節供は、季節の変わり目の体調を崩しやすい時期に厄災を祓い無病息災を祈る行事でした。

人形で穢れを祓う儀式も、雛人形を飾り出すのも、無病息災を願う心は昔から変わらないということですね✨

 


▪️まとめ

🎎3月最初の巳の日の節供だから「上巳の節供」と呼ばれる

🎎ひなまつりの起源は、曲水の宴・人形(ひとがた)・雛遊び

🎎形は違えど、無病息災を願う心はいつの時代も同じ