警察から事情説明と本人確認は、身内が全員揃ってからということで、私たちは、詳細は何も聞かされずに兄の到着を待っていました。その間、私は母に、「まだ、確認してないんだから、父と決まった分けじゃない。」と自分にも言い聞かすように言っていました。1時間程して兄一家が到着し、警察から事情説明を受けました。父は、夕方近くに施設を出て数十分後、線路上を歩いているところを上りの急行電車にはねられ、即死だったとのことで、顔の損傷が激しく、本人確認には、母は立ち会わない方がいいと警察の方から言われ、本人確認は、兄と主人との2人ですることとなりました。私も一緒に行こうと思ったけど、足が震えて行けなっかた。しばらくて、戻って来た兄と主人に、「お父さんだった?」と聞くと、「うん、お父さんに間違いなっかた。」と兄が涙声で答えました。その瞬間、母と私は再び泣き崩れました。
結局その日は、時間が遅かったので、父の検死は翌日になるということで、父をに残したまま警察を後にしました。