死ぬくらいなら逃げろと言いますが

逃げ方を知ってる人がどれだけいるんだろうと思います。

だって私、子供の頃に、
本当に辛かったら逃げろなんて教育受けた記憶がないもの。

そして、逃げた後にどう自分と向き合うか

どうしたら良いのかってことも言われてない。

なので、心の不調から長年抜けられない人も大勢いるんだろうと感じます。

心が疲弊した時、一時的にその状況（場所）から避難して

ちょっと元気が出てきたら、

自分の中にある痛みの存在を少しずつ認めるところから

心の治癒が始まるんだろうと経験上、思うのだけど

多くの人が誤解してて

自分の痛みや見たくない暗闇の蓋を開けたら、

もう自分が保てない気がする

って怖がる。

で、確かにそれは怖い。と感じるわけです（私も最初そうだった）。

だけど、

その蓋の中には助けて！って暗闇で

小さい子供（インナーチャイルド）が泣いてて、

それを長年無視しちゃうので、

子供がモンスター化しちゃう。

この積年の恨み、いつ晴らしてくれようぞ！

みたいな、感情のマグマに変身しちゃう。

それを大人の自分もどこか分かってて

長年ほったらかしにしてて今更、蓋をあけるなんて恐ろしい

どんなおどろおどろしいものが潜んでいるのか

恐ろしくて

できることなら、黙ってこのまま

時間とともに消えてくれれば嬉しい

と願ってる。

でも、これがとんでもない逆効果で、
ある意味、人生史上最大の大きな間違い

そもそも

自分の心が泣いてたら

それに気付けるのって、自分しかいないんですよね。

だって、他人はみんな

自分のことで忙しいんだもん。

私は散々、自分のインナーチャイルドを無視して

その度に「ごめん！！！」

って平謝りで、

今も時々謝るんだけど（笑）

いちいちそういうことをして来て良かったなと

改めて思うこの数年。

じゃないと自分の中の自分が

本当のことを教えてくれなくなる気がするわけです。

本当はこれをやると嬉しい、嫌っていうのを
一番よく知ってて教えてくれるのが自分の中の子供心でもあるのですが
無視するから怒るだけ。

誰だってカチンときますよね、

何度も話しかけてるのに無視されたら。

しかも自分が自分に話しかけてるのに！！

でも

モンスター化した子供の怒りは

表面であって、核の部分は愛で出来てる。

だから、蓋を開けて中身を見ても本当は大丈夫。

本当の自分が感じてることを知ってほしいから

サインを出し続けてる。

自分の中で、なんとなく嫌だ、

体が縮こまる感じがしたら、それは内側からのサイン。

心と体って、本当によく働く繊細なセンサーを持ってます。

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