dahlia（ダリヤ）です。連日寒いですね。
雪、大丈夫でしたか？

先日、私にとって大きなお別れがありました。
それは４年以上お世話になった鍼灸の先生ご夫婦と、でした。

先生がご両親と暮らす為に帰郷、
鍼灸院も移転するとのことで
最後の診療を受けて来ました。

本当なら閉院まで予約でいっぱいだったのです。

でも、先生に最後の挨拶がしたいなぁと思っていたら
閉院前日の診察枠に１つだけキャンセルが出たとの連絡を受け
急遽、飛んで行きました。

去年の秋に、閉院を知ったときは
自分でも予想以上にショックでした。

というのも、
私が人生で、最も心身が絶不調の時、

オープンしたての鍼灸院の前を通りかかり
あまりにも具合が悪すぎて、
その場で診察してくれないか尋ね、

それからずっとこの４、５年
困ったときの駆け込み寺のように、
散々お世話になった先生だったからです。

私はこの先生のお陰で
体のケアがメンタルに直結してることを学びました。

そしてこの鍼灸院を営む先生ご夫婦の人柄が大好きで、
他の鍼灸院を知り合いから薦められてもここに通いました。

最後に手紙と私のCDを先生ご夫婦に渡して
「本当にお世話になりました」と言ったら
思わず涙が出て来て、止まりませんでした。

先生にとっても、身内以外で、
私が初めての患者だったらしく
それゆえ「（私を見ると）初心に帰るんですよ」と言っていただいて

最後の最後に先生ご夫婦に挨拶が出来て
本当に良かったなぁと思いました。

別れというのは切ないものですが、
それだけ良いご縁を頂いていたことでもあるんだなと
改めて今回思いました。

良いご縁というのは幸せなギフト。
そう思えた、今回のお別れでした。

別れが悲しい、切ないと思えるくらい、
その人との良い繋がりがあったってことですから
それはやっぱり幸せなことだなって思います。

でも本当は、物理的な距離が分かれたり
恋人や身近な人と別れても、
一度出逢った人とは繋がっているとも言われています。

なので、分かれというのは
私たちの思考が捉える『表面的なもの』のようですが、
お別れの時というのは、やっぱりちょっと切なくなっちゃいますね。

でも、感謝の気持ちでいっぱいな方々に
最後の最後に挨拶が出来たというのも有り難かったです。
診察をキャンセルしてくれた人にも大感謝！

先生の新生活が素晴らしいものになりますように
またいつか、お二人に会えますように☆

<今日の一言＞
出逢いにも意味があるなら、別れにも意味があるのでしょう。
ならば感謝でお別れしたいものですね。

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別れの時を迎えて