この時期、桜が綺麗で
道を歩くと
ついつい見てしまいます。
そして
桜は美しいだけじゃなくて
いろんなことを教えてくれる。
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遊歩道の桜並木。
隣り合わせた2本の桜
手前の木は咲いてるのに
奥のはまだ全然咲いてない。
通りかかった
おばさま2人が
あら、奥の木はまだ咲いてないのね、
こっちは満開なのに。
綺麗ねぇ![]()
と眺めてる。
かと思えば
数日後だったか
再び通りかかると
手前の桜は花の時期を終え、新芽が出てる。
そして奥の桜は満開。
そこに通りかかったママさんたちが
あ!奥の桜はまだ咲いてるね!
手前のはもう散っちゃってるのに。
と指差してる。
隣り合わせた桜でさえ
咲く時期が違う。
日照条件とか
ほぼ変わらないと思うのに
なんでだろうっていつも思う。
でも、花を咲かせる時期って
木ごとに自分のタイミングがあるんでしょうね。
だから違ってて良いのよね![]()
花を咲かせる準備ができた方から咲けば良い。
どこで花を咲かせるのか
みんな違う。
遅い、早いもなければ
早いから良い、遅いから悪い
でもない。
人の人生も同じかな
桜を見上げて、ふと思う。
そして今日、
遊歩道をまた通りかかったら
若い桜の木が植えてあるのに気づきました。
幹がバンビの足みたいに
まだまだほっそりしてて
まっすぐ保つための添え木がしてあった。
どっしりとした他の桜と比べて
心もとない、この若木は
可憐さがますます際立つ。
ここから月日をかけて
こんなに大きくなるんだなぁ。
どっしりそびえる
他の桜の木々を見ながら
遊歩道を曲がると
商店街を自転車で行く
小さな女の子が
何度かバランスを失いそうになりつつ、
時にゆるりと転びつつ
同じく自転車で前を行くお母さんの後をついていく
か細い桜と女の子の姿が重なる瞬間でした。
最初はみんな
補助輪から。
練習してるうちに
自分で漕いでいけるんだよね。
桜の若木も
どんどん立派になっていくんだろうなぁ。
桜って良いなぁ![]()


