お亡くなりになった女優の市原悦子さん。
ご自身の代表作の1つといえば
まんが日本昔話。
私が子供の頃、土曜日の我が家は
必ずこの番組だった気がします。
当時は子供ながらに
絵柄や話によっては
ちょっと怖い部分もあったと記憶しています。
それでね、
ふと思ったのですが、
昔話や童話って
道徳というか、
悪いことやったら鬼が来るぞ!
嘘をつくと
えんま様に地獄で舌を抜かれるよ
みたいな
どこかしら教訓や
戒め的な役割があったんだなぁって
今更ながらに思います。
それを
まんがと朗読で見せて
自然と子供の心に浸透していった。
これって凄いことだなって
今になって思う。
この番組
高視聴率だったんですよね。
ということは
当時は結構な数の世帯がこの番組を見てたわけで
昭和の子供たちは
こういうのを見て、
自然と道徳心とか知らず知らずのうちに
学んでいて
今ほど価値観が多様化してない時代だったし、
物事の善悪や良し悪しの認識って
割と共通してたと思うんですよね。
特別誰かに説かれなくても
みんなの中で
悪いことすると天罰が下るとか
人に親切にすると
自分にも良いことが返ってくるとか
いつの間にか知っていた気がします。
こういうことを考えると
私はいい時代に育ったのかも、
なんて思ってしまう。
そんな偉大な番組を届けてくれた
市原悦子さんのご冥福を祈ります。
<今日の一言>
まんが日本昔話は偉大

