『許す』ということ | dahlia/ココロのお天気 Life is still beautiful
こんにちわニコニコ
前回、最後に『許す』という言葉を書きました
この『許す』というのは一体誰を、何を許すんでしょう?

私が思う『許す』
これは最終的には自分のこと、自分自身を許すということ 
です

親御さんとの関係で問題を抱えている人は本当に多いです。
大人になっても関係が良好ではない
と言う方も少なくありません。

この世に生まれて一番最初に
愛情を与えるべき存在が養育者です。
それはお母さんのお腹の中にいる時から始まっている関係です。

子どもは自己中心的です。
元々そういう生き物だからです。
でなければ、一人で何もできない赤ちゃんは死んでしまいます。

乳幼児期に無条件の愛を満足に与えてもらえなかった場合、人は心に何かしら傷のようなものを負います。それがインナーチャイルドという、癒されないまま残っている心です。

虐待や自己否定をされて育った場合など、親との関係修復を大人になっても子どもである自分は望まない場合あります。

むしろ許せない、許さない という場合がほとんどです。

では、何を許せば良いのか。

許したくない と心が頑なうちは
無理して「許さなければならない」必要はないと私は個人的に思っています。

ですが、私の経験で言うなら、
許す事ができたら自分が本当に楽になるのは確かです。

私の母は4回結婚しています。
そのうち、1人の男性と3回籍を入れました。

その義父は私が小さい時、
気に食わないと私を思いっきり平手打ちでぶっとばしました。
その理由は「箸をテーブルに置く時の音がうるさい」というようなものでした。

そして、私が涙目で睨み返すと
家の外に放り出されて、しばらく家に入れてもらえませんでした。
少ししてから父に頼んでくれたのか
家に入る事はできましたが、外に私が放り出される時に
止めてはくれませんでした。

義父は2、3年起きに外に女性を作っては家を留守にし、
仕舞には帰ってこなくなり、
あげくの果てにギャンブルで借金を作っては母の所に戻ってきました。
そんな事が何度もあり、
私は母が理解できませんでした。


母が脳内出血で倒れた時、母の姉妹は
「もし、姉ちゃんに万一の事があったら、
あの男、ぶっ殺してやる」と怒りをぶちまけていたほどでした。

そんな義父に対して私も憎しみを抱いていました。

戸籍上他人の義父とは私の母の死んだ時に縁を切ったので、もう15年会っていませんし、生きているのかすら知りません。
頭では「もう終わった事だ、許そう」と何度も思いました。もちろん良い所もあった父に対して、私たち母子が生活できたのも父のお陰だと思うこともできました。

なので、大人の自分はもう十分許していたつもりだったのですが、
最近になってわかったのが、子どもの時の私(インナーチャイルド)「大人の都合でいつも振り回される」怒りをずーっと溜め込んだままだった、というこした

怒りのエネルギーというものはとてつもなく強力です。
そして、そのエネルギーというのは実際身体やオーラと言ったエネルギーフィールドの中に大人になっても残っている場合があります。

私はそのエネルギーをお腹に溜め込んでいたようで、チャイルドが怒りを表したとき、大人である今の私は、みぞおちが殴られたように急に痛くなり、しばらくその痛みが消えず、驚きました。

そしてそんなに強い憤りを抱えながら、
子どもの時の自分が本当に必死に
一人で誰にも言えず耐えて来た事を痛感しました。


(インナーチャイルドセラピーでは、こういった子どもの頃の自分と誘導瞑想などで出会い、大人である自分が子どもの自分を癒して、今の自分と統合して行きます。)

もし、これを読んでいる方の中で
両親にかぎらず、誰かを許していない、許せないと言う場合は
私と同じように、心身に怒りのエネルギーが
蓄積されたままになっているかも知れません

私が『許した方が楽ニコニコというのは
怒り(などの感情)手放した方が楽、ということです。
それは誰のためでもなく、本来の自分自身に戻るためです。


誰かがあなたを否定したり虐待した、
その
仕打ちを許せ、というのではありません。
私は今でも、小さな子どもが吹っ飛ぶくらい強い力で殴るような親の行為が正当であるとは思っていませんニコニコ

ただ、私が気づいたのは
母も義父もアダルトチルドレン、つまり傷ついたインナーチャイルドを抱えたまま大人になった被害者だったという事実です

そして、どんな過酷な状況であろうと
子どもは必死になって生き延びようとします。
そして、家の中が上手く行かないのも
親が暴力を振るうのも、離婚し出て行ってしまうのも

全部自分が悪いんじゃないかしょぼん

と思ったりします。

それほど、親は子どもに取って本来神聖キラキラな存在なのです。

ですが、その親を許せないままでいる
中には許せない怒りを力に変えて生きて来た方もいるでしょう。

でも、その怒りはもう必要ない時期に来ているのではないでしょうか。

私たち大人は自分の自由な意志で生きてゆく事ができるからです。
もう子どもの時の怒りを糧にしなくても、じゅうぶん一人で立って歩いていける。

親は親、自分は自分。
どちらも一人の人間です。
私もあなたも、もう自由クラッカーなんですニコニコ

そんなことない、今でも親に振り回されてる!プンプンという方、
それは自分が親から自由になることを許していないだけかも知れませんよ!


ある程度、怒りを持ち続けた、
いつかそれを手放したい、もう疲れたよ という感情がもし芽生えたら
どうかそれを「もう必要ないよパー」と天に返してあげてください天使

自分が怒り(や負の感情)を感じることを許す
そしてそれを
手放す事を許す


私の考える許すというのはそういうことですニコニコ音譜

許せないほど憎い そう思うあなたも
必死で頑張って生き抜いて来た合格

そういう強さを自分はしっかり持っているチョキ

そのことを忘れないでくださいねニコニコ
そして、頑張った子どもの時の自分、今の自分をどうか褒めてあげてください


今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます音譜



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