とある週末、V氏とグラッセと3人でお散歩中、涼みたくなったので
行きつけのペット用品店に寄ってみました。
実は、ここはグラッセの大嫌いなお店。
他のお店の方がお気に入りなのですが、飼い主に付き合わされて
不機嫌なご様子でした。
店内に入ると、通常お客さんがいない小さくて静かなお店。
でも今回は違いました。
初老のご夫婦が緊張した面持ちで若い店員さんと話し合っています。
そこへ早速おしゃべりなV氏が割り込みます。
すると、
「この紙袋の中に子犬がいるんです。」
は・・・( ゚ ▽ ゚ ;)?
お店の隅に置かれた紙袋を除くと・・・
こ・・・こいぬ。
小さい。
しかもかわいい。
めちゃめちゃ緊張しています。
お話を聞くと、こちらのご夫婦がお散歩中に道端で捨てられているのを
見つけたそうです。
「あんまりかわいいものですから、うちで飼ってもいいかと思ってるんです。」
すごく優しそうなご夫婦です。
「でも、初めてなのでどうしたらよいのかわからないんですよ」
と、お困りの様子です。
当然、しゃしゃり出るV氏。
「あー、まずですね、獣医さんに診せてからですね・・・・・
それからマイクロチップをつけてもらって、その後にAVAに登録をして・・・」
V氏の長話が始まりました。
私もグラッセもうろうろ・・・
かわいいねぇ、僕ちゃんかな?私ちゃんかしら?
チワワのミックスでしょうか?
優しそうなご両親ができてよかったね。
ふと、会話に戻ると、V氏はグラッセの自慢話もちゃんとしてました。
最後にご夫婦はお店の人の勧めで粉ミルクを買っていました。
あの日以来、このお店の前を通ると捨てられていたあの子犬ちゃんを思い出します。
きっと大事にしてもらっていると思います。
どんな名前をつけてもらったんでしょうね?