こんにちは。
複業主婦jujuです
夫婦で運営しているネットショップがあるのですが、実はまだ商品の点数が1点のみなんです。
「やる気ねーなー」
「売る気ねーなー」
「ダッセー」
という声もちらほら聞こえてきますが、一言すみません。
じゃあやってみろ
です。(すみません、口が悪くw)
ただ、想い入れが半端ない、本当に自信を持ってお勧めできる商品が作れたので、言わせてください。
この商品、完成するまでに費やした時間は概ね6ヶ月。
ここに来るまで色々な人に助けてもらいました。
BtoB(企業と企業)
BtoC(企業と個人)
CtoC(個人と個人)
様々ありましたが、造り手の想いってこんなにも商品に載せることが出来るということ、
そしてそのエネルギーも一緒に送ることが出来ると、受け取ってくださった相手(お客様)に「物」だけでなく
「感動」という大きな価値を届けることが出来るのだということを実感して、心が本当に豊かになりました。
起業して7年間、その前にZOZOTOWNで約5年間働いていたので、ざっくりいうとアパレル市場に12年、
干支が一周する時間携わってきました。
その中で感じていたマイナス部分、、、それが
過剰生産
大量消費
という観点でした。
ZOZO時代、内部に入れば社員販売などの特権はもちろんあります。
新作のお洋服達を見るとテンション上がったし、お給料日には次何買おうかなって就業後に自社のサイトを眺めていたほど。
BUYMA(バイマ)に至っては、全く知らなかった海外サイトの存在に胸が踊り、
リサーチの方向性がどんどんズレて、気がついたら1日海外サイトを見て終わってたなんて日もありましたw
結局のところ、「買えた!」というテンションってその場が、
クリックした瞬間が一番テンション上がってるんですよね。
で、届いた時にもルンルンってなるんだけど、
冷静に考えながらクローゼットを見つめると一言で、
もったいない、、、
人の価値観はそれぞれだし、好きなものも違うから、
大好きなお洋服を死ぬほど買いたい!っていう気持ちは理解できるんです。
けれど、買って満足一度も着ないっていう状態の商品があったり、
店頭に並ぶだけで誰も変われず行き場を失ってしまっている物があったり、、、
求めているお客様の量よりも生産する量が多すぎて、タグがついたままの状態で焼却処分されている物があると聞いた時、
何もできない自分の不甲斐なさに虚しささえ覚えました。
アパレルの業界はいつしか薄利多売が当たり前となり、ファストファッションの文化の最前線となって時代が動いていましたが、
まさに、需要と供給があってない。
これは企業にいた時にも、輸入ビジネスを自分でしていてもやっぱり感じることで、
漠然としすぎる目標だったけど、いつか自分で商品を作りたいという想いが湧き上がっていました。
「人にも地球にも優しいものにする」
「出来る限りの無駄を出さない」
「本当に心から喜んでもらえる人に買ってもらえる商品にする」
自分で作るならば、こだわりたい。
そんな忘れかけていた夢を、コロナの到来によって、現実のものとするタイミングがきたのです。
コロナだから、
ステイホームだから包丁を作った
そんな浅いものじゃない。
確かにタイミング的にはドンピシャであったと思います。
アイテムも、お家にいましょうって考えたら良い選択ですよね。
でもね、アイテムなんてなんでもよかったんです。
それよりも、造る人の想いや届ける人の気持ち、価値観を心から理解しあって、
本気でお客様に良いものを受け取って感動していただきたい、
その感動を後世にも残せるような商品を作りたいと思い、
実はコロナが加速化する前、
2020年の2月頭から行動にうつしていました。
つづく、、、