今日の朝礼では先週の労働基準監督署に対する恨みつらみのスピーチ。

是正勧告のオンパレードに対する嫌味


「週の労働時間。年間休日数。残業手当。休日出勤手当。有給休暇。みんなわかってたけど、そんなこと守ってたら会社が潰れるからやらなかっただけ。あなた方が入社した時言ったはずだ。うちでは一切無いと。

これからだって同じこと。払いません。だが、これからは残業しないでください。休みも出ないでください。

有給休暇。請求するなら上げましょう。請求するならね!!

あと、3ヶ月さかのぼって残業手当を支払うように言われました。今回だけは支払いましょう。請求するならね!!


あと、これからは夕方の配達は息子にやらせます。休みの日にお客さんから頼まれても息子がやるのでやらないでください。お客様には「これからは役員がやることになったからといちいち説明してください。」




でね、おいちゃん曰く。夕方は5時半にはタイムカードを押すように言われたって。

いわゆる残業の痕跡残すなって。




先週労基のお姉さんが来てる時、コピー屋のおにいちゃんが修理に来ていて一部始終見ていたの。

でね、今日来てその後のこと聞かれたの。


「社長さん、あれだけ言われても自分のやり方は曲げ無いって言い張ってましたよね。

あんな話聞いてたらとてもついていけないし働けないですよ。あんなにひどい経営者始めてみました。

事務員さん・・・。今までよく我慢しましたよね。」


現実を見た他社の社員さんがそう見るほどワンマンなんですよね。


愚痴っても何一つ解決しないし、給料4割も下がって生活できないし。


あれだけ言われたから私は残業手当請求しないで辞めますよ。高々20時間やそこら。

でも、おいちゃんは「もらう」って。「居ずらくなるかな?」って・・・。

勇気あるよね。

だから言いました。

「辞めるって言うのが口だけじゃないならいいんじゃない?

この機会逃すともらえないわけだし、50時間以上あるのだし、もらえば生活の足しになるし。

辞めないなら別だけど。」って。

後は私にはどうでもいいことだし。計算するかしないかだしね。



本当に、あんな人がよくも35年社長やっていたと思います。