みなさんこんにちは!

東京はいやーな天気が続いています。。。

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さて今回の日本滞在もあと一週間となりました。

前回書いたとおり今回の帰国の目的は4つあったんですが、今回は親へのカミングアウトのことを。

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カミングアウトというのは勇気がいるものです。

変な話、べつにたいして関わりないような知人友人だったらカミングアウトする勇気がなければしないまま連絡断ってしまえばいいし、友人もカミングアウトとして距離おかれるようだったら、あんなやつ別に絶交しちゃえばいいや、って割りきれるとおもうんですが(残念ですけどね)、家族となるとそうはいきません。

もしかしたら親に言わないで性別移行はじめる人もいるかもしれないんですけど、あたしの場合は親なんて二年に一回会えるか会えないかだし、二年もたてばかなり女性化してるとおもうし、久しぶりにあって

実は女になりましたー♪

なんてことになったら親もビックリどころじゃないのでw ちゃんとカミングアウトしてからはじめたかったんですね。

あたしの両親は、あたしが男性が好きだということは知っているし、いまさら性同一性障害をカミングアウトしたところで反対されるとか勘当されるとかそういうことはないだろうと思っていたんですが、それでも、メールとかスカイプとかじゃなくて、親にはきちんと面と向かって話しておきたかったんです。

性別移行っていうのは当事者本人にとって間違いなく人生最大の転機の一つですからねニコニコ

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実は日本に帰る前に二人いる妹にはすでに電話でカミングアウトしていました。

あたしたちはかおりが男でも女でも大好きだよキラキラ

とうれしいことを言ってくれた妹たちはあたしの宝物ですおねがい

で親へのカミングアウトについて相談したところ、

あたしたちの両親がそんなことで動じるとおもわないけど、あたしたちがついていてあげるから

とのことで、妹たちも二人とも実家を離れているので、みんなで久しぶりに実家に大集合しましたニコニコ

もう寝ようとしていた親を呼び止めてキッチンでお話開始。。。

どこから話せばいいのかわかりませんでした。泣き出しそうになるのを妹たちが両脇で、あたしの手を握っていてくれました。

このために日本にわざわざ帰ってきて、妹たちを呼び出して、逃げることはできません。だから勇気を出して話はじめました。

しばらく現地でカウンセリングに通っていたこと。
このまま男性として年老いて死ぬのがたまらない恐怖であること。
子供のころから、髪の毛を切られるのがいやだったこと。
黒いランドセルが大嫌いだったこと。
思春期に男性化していく自分の体に吐き気を覚えつづけたこと。。。

両親はなにも言わず、うん、うん、とじっくり話を聞いてくれました。

だから、これからは女性として生きていこうと思います、と、目を上げて見た母の顔には受容の表情が浮かんでいました。

そのとたんに号泣するあたし。。。

椅子に座った母のひざにすがりついて、ごめんなさい、でもずっと辛かったの、わかってください、と泣くあたしの頭を母はずっと撫でていてくれました。

正直驚いているしいまはまだ理解しきれていないけれど、でも、どんなことがあってもあなたはあたしたちの子供だから、これまで辛かったね、これから先は存分に幸せになりなさい、と両親はいいました。

ホルモン治療とかはじめると副作用とかあるとおもうからそれだけ気をつけなさいね、と。

あたしはいい両親に恵まれて幸せですニコニコ

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あたしは自分と同じ当事者の友達ってFTMの一人しかいないんですが、彼の両親はなかなか理解できなくて大変だったそうです。

それでも時間がたつごとに受け入れはじめてくれているみたいだ、と言ってましたが。

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もしこれを読んでいるなかで当事者のお子さんを持つ親御さんがいたら、ちょっと考えてみてください。

なかなか理解できないだろうことは想像できます。

でも、あたしたちは、生まれた体の性別で生きていくことが苦痛なんです。

性別移行するか、不幸のまま一生を終えるか、のふたつしかないんです。

自分の価値観と、子供の幸せと、どっちが大切ですか?

本当に子供を思う親だったら、時間かかってもわかってあげる努力はしてあげてくださいね。ニコニコ


かおり