極道小説で売れっ子になった作家・木戸孝之介は驚いた。
たった一人の身内で、ヤクザの大親分でもある叔父の仲蔵が
温泉リゾートホテルのオーナーになったというのだ。


招待されたそのホテルはなんと任侠団体専用。
人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ―。


熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家…不思議な宿につどう
奇妙な人々がくりひろげる、笑いと涙のスペシャル・ツアーへようこそ。



浅田次郎さん著作、「プリズンホテル1(夏)」の紹介文です。


その後この「プリズンホテル」シリーズは

2(秋)、3(冬)、4(春)と続きます。


3巻には泣かされましたが

(※電車で読むのは要注意危険


4巻の文末の心憎い演出がまた・・・泣かせます。


もう、もう。

お腹いっぱい。感無量。


笑って泣ける、最高におすすめのツアーでした。


心に元気が無くなったら
また奥湯元あじさいホテルに遊びにいこう・・・ o(^-^)o



浅田次郎さんと言えば
「鉄道員(ぽっぽや)」「地下鉄に乗って」などが有名ですが


改めてプロフィール(Wiki) を見ると
実に個性的なプロフィールをお持ちです。


成る程それであのような作風に・・・と頷けるものがあります。


どのようなお顔をしているのだろうと写真を見ましたら

どこかやんちゃな目をした、チャーミングなお顔立ちでした(*^.^*)



夏 プリズンホテル(1) (プリズンホテル) (集英社文庫)/浅田 次郎